腸を荒らす朝食③ プロテインだけ
朝にタンパク質を摂取することは、すごく大切です。しかし、朝食では「血糖値を適度に上げること」も大事なポイント。
先述の通り、血糖値が急上昇することはなるべく防ぎたいですが、ゆるやかに上昇するのは良いことです。というのも、朝に血糖値が上がらないと、昼食を食べた際に急上昇しやすくなってしまいます。また、血糖値がゆるやかに上昇することで、満腹感をしっかり得ることができるのです。
簡単にまとめると、朝食をプロテインだけで済ませた場合、「昼食後に血糖値が急上昇する確率が上がる」「満腹感が得られず、昼食や夕食を食べ過ぎる可能性が上がる」などの影響があります。
より良くするには、「干し芋」や「フルーツ」を付け足すことです。朝食がプロテインだけになる理由は、恐らく時間がないから…だと思います。(筆者は実際にそうです。笑)干し芋やフルーツなら、手軽に食べられるのでおすすめですよ。
腸を荒らす朝食④ ふんわりしたパン
パンはパンでも、ふんわりしたパン(一般的な食パンやロールパン)です。その理由は、他の食材と比べて腹持ちが圧倒的に悪いから! また小麦のパンにはグルテンが入っているため、それが腸内環境を荒らす可能性もあります(これは絶対ではなく、人によって異なります)。
グルテンについては、また別の記事で解説しますね。話を戻すと、ふんわりしたパンは、満腹感が得られにくいのです。
実は、それぞれの食品の満腹度の得やすさを調べた研究があります(※2)。その結果、ふんわりしたパンは、かなり低い結果に……。その他には、じゃがいもやお肉、魚などもありますが、一部を抜粋すると次のような順番で満腹感が得られます。
1位 じゃがいも
2位 お魚
3位 オートミール
4位 白米
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10位 ふんわりしたパン
一方、全粒粉で作られたパンは、腹持ちが良いみたいです。ですので、対策としては、全粒粉のパンを選ぶこと。または、おから蒸しパンを作ることもおすすめ! 簡単でおいしいので、筆者もよく作って食べています。
配信: 女子SPA!