腸を荒らす朝食⑤ 何も食べない
朝食を食べない場合は、「時間が5分もない……」「朝は胃腸を休める時間だから……」「朝食べると日中に眠くなるから……」など、さまざまな理由があると思います。でも、もしそれで体やお腹の調子が絶好調ではないなら、朝は食べた方が良いかもしれません……!
理由は2つあります。
1.便通が安定しやすい
2.血糖値も安定しやすい(※3)
寝起きかつ、朝食後は「1日の中で腸がもっとも動きやすい」時間帯です。そのため、朝食を食べることで、便通のリズムを整えられます。
また、先ほども少しお伝えしましたが、朝食を抜くと昼食までの空腹時間が長くなりますよね。その結果、昼食後に血糖値が爆上がりする可能性が高くなります。昼食後に血糖値が急上昇すると、午後の眠気や体のだるさの原因に。
つまり、朝食を食べていない方が「便通が良好で」「体調もすごく良い!」なら、そのまま食べない方が良いと思います。しかし、そうではない場合は、朝食を少しずつ食べてみると改善することも多いのです。
朝食をうまく工夫して、朝から腸活しよう!
今回は、腸活的におすすめできない朝食と、その対策法をお伝えしました。朝は、一番忙しい時間帯かもしれませんが、1つでも参考になっていたら幸いです。
また、文中でもお伝えしましたが、このような記事を書いている筆者も朝食はわりと適当です……(笑)。ぜひ、できる限りのことを意識して腸活していきましょう!
出典(※1)Hideaki Oike「Nutrients, Clock Genes, and Chrononutrition」(2014)
(※2)S H Holt 「A satiety index of common foods」(1995)
(※3)Hitomi Ogata「Association between breakfast skipping and postprandial hyperglycaemia after lunch in healthy young individuals」(2019)
<文/腸活の研究家ざっきー>
【腸活の研究家ざっきー】
腸活の研究家。「健康と体作りを後回しにしない」をモットーに、フォロワー11万人のInstagramでは、論文を元にした腸活情報や腸が整うレシピを発信中。Instagram:@zakii312、Twitter:@chokatu_zakii
配信: 女子SPA!
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