ファンの間で「ふまけん」の愛称で親しまれてきたtimelesz・菊池風磨と元メンバーの中島健人。だが、その裏では幾度かの「氷河期」もあったという。12月16日放送の「見取り図じゃん」(テレビ朝日系)で、菊池本人に加え、メンバーの松島聡や佐藤勝利が当時を振り返っている。
菊池は今春にSexy Zone(当時)=現・timelesz=を脱退した中島との関係について、番組MCのお笑いコンビ・見取り図の盛山晋太郎から「仲悪いの?」と聞かれると、「仲悪い時期ありましたね」と返答。松島も、2人が定期的に険悪なムードになることがあったと明かし、その時期のことを「氷河期です」と笑いながら形容した。
中には激しい“肉弾戦”もあったようで、佐藤は「2人が胸ぐらをつかむのが3回くらい」「本当にやめてほしかった」と言及。喧嘩の原因は、菊池いわく、稽古中に足を踏まれたことだったといい、「舞台の期間中ってピリピリしてて」「(踏んだ中島も)わざとじゃないし。でも、3回目に踏まれた時にバチッとキレて、もう殴り合いです」と経緯を説明した。
菊池は、「SexyZone」として、佐藤も含めた3人で活動していた時期があり、「(佐藤が)いてくれてなかったら、2年で解散してる可能性あります。バランスを取ってくれてた」と佐藤の存在に感謝。また、中島との“冷戦”も徐々に緩和され、他とは違う特別な絆があったとも振り返り「仕事で行ったニューヨークを、オレと中島の2人で夜デートするみたいな。おたがいに信じてはいましたね。“一緒にやってれば売れる”と思ってたし、おたがい思ってたんじゃないかな」と語っていた。
「ファンにも、菊池と中島の険悪な空気感は十分に伝わっていたようで、特に菊池の不貞腐れたような態度は何度も物議を醸したことがあります。そんな2人の関係性に危機感を抱いたのか、菊池は旧ジャニーズ所属時代の山下智久から中島のソロライブを『お前が観に行かなきゃダメ』と半ば強制的に連れて行かれたことがあったといいます。昨年6月放送の『超絶限界~ソコまで見せる!?大百科~』(フジテレビ系)で菊池が語ったところによれば、中島は“犬猿の仲”のメンバーが自分のソロライブに足を運んでいたことに驚いていたようで、菊池はその楽屋で初めて『中島と腹を割って話した』と回想。その間、先輩の山下は楽屋の外で待ってくれていたといい、配慮ある行動にニューヨーク・嶋佐和也は『カッコいい山P』と感動していました」(テレビ誌ライター)
同じグループで活動していれば多少なりとも不仲の時期があるのは当然のこと。そうしたタイミングで頼れる先輩たちが手を差し伸べてくれるのも、旧ジャニーズ内のつながりの深さを感じさせるものだったと言えそうだ。
(木村慎吾)
配信: アサジョ
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