年末年始の帰省や旅行で家族や友人と会うときのために、とっておきの手土産を用意したい時期。今回は、2024年に編集部のスタッフがギフトでもらっておいしさに驚いたり、贈り物にして喜んでもらえたりしたお気に入りのお菓子をご紹介します。自信をもって贈れるお菓子をぜひ見つけてください。
華やかでギフトにもぴったりの焼き菓子
かわいさも味も一級品。RURU MARY’S「お花のティグレ」
photo:RURU MARY’S
東京・青山にお店がある、メリーチョコレート発のブランド「RURU MARY’S(ルル メリー)」の「お花のティグレ」。白鳥とバラが描かれたパッケージがエレガントな焼き菓子です。
味は2種類。中央がホワイトチョコレートの「ローズ」は、チョコレート風味の生地にバラのペーストも練りこまれています。もう一方の「ショコラ」はチョコレートとチョコチップ生地の組み合わせ。
「箱はもちろん、個包装の袋にもときめきます。お菓子もブローチのような形にエディブルフラワーなどがのせられていておしゃれ。そして、しっとりとした生地とほどよい甘さのチョコレートがマッチしていて、とってもおいしい。見た目だけではなく味もイチオシです」(まどか)
RURU MARY’S
お花のティグレ
2個入 864円(税込)
4個入 1,728円(税込)
6個入 2,592円(税込)
お酒の香りをまとった、銀座ウエスト「ダークフルーツケーキ」
photo:銀座ウエスト
1947年にレストランとして創業し、銀座・青山・横浜に喫茶室をもつ洋菓子店「銀座ウエスト」の「ダークフルーツケーキ」。黒糖をベースにした生地に、ブランデーとラム酒に漬けこまれたドライフルーツとナッツが入っています。
「お酒が効いたフルーツとナッツがぎゅっと詰まっていて、お茶はもちろん、ワインにも合うような大人なお菓子です。一口サイズでゴールドの包みに個包装されているので、配りやすく食べやすいのもポイントです」(凪)
銀座ウエスト
ダークフルーツケーキ
2個入り袋 238円(税込)
8個入り 1,296円(税込)
16個入り 2,160円(税込)
※店頭とオンラインショップにて購入可能
香ばしくてコーヒーに合う。Café de Lento「Biscotti」
photo:Sheage編集部
横浜・元町のメイン通りから一本わき道にそれたところにある人気のカフェ「Café de Lento(カフェ・ド・レント)」でたびたび売り切れになる全粒粉のビスコッティ。テイクアウトも可能なタルトや焼き菓子のなかで、定番として長く作られ続けているお菓子です。
「アーモンドやチョコレートもたっぷり使われていて、香ばしく奥深い味わいがコーヒーにぴったり。パッケージもロゴやイラストが上品で、贈り物にしたくなります。バレンタインギフトにしたら、男女問わず好評でした」(ゆりか)
Café de Lento
Biscotti 3piece × 2袋set 1,280円(税込)~
※店頭とオンラインショップにて購入可能
バニラが香る伝統の味。Chez Lui「カヌレ・ド・ボルドー」
photo:Chez Lui
東京・代官山駅から徒歩3分ほどのところにある「Chez Lui(シェ・リュイ、以下同)」。地元で愛されるフレンチレストランによるパティスリーの名物が、ボルドー地方の伝統的な製法で作られる「カヌレ・ド・ボルドー」です。
「外はカリッと、中はモチッとした食感のコントラストと、華やかなバニラの香りに驚きました。甘みがしっかりしているところも、本場フランス流なのかなと。ミニサイズでも、満足感たっぷりでした」(凪)
シェ・リュイ
カヌレ・ド・ボルドー
冷凍カヌレ・ド・ボルドー(4個入)1,520円(税込)~
※日持ちは製造・購入日含む3日(オンラインでは冷凍・製造日より2ヵ月)
※店頭とオンラインショップにて購入可能
足を運ぶ価値あり。店頭でしか入手できない逸品
クリームとラムレーズンたっぷり。代官山 小川軒「レイズンウイッチ」
photo:林ひろし
東京・代官山駅から徒歩5分ほどの老舗フランス料理店「代官山 小川軒」。併設のパティスリーで1956年から70年近く作り続けられているお菓子「レイズンウイッチ」は、東京土産としても多くの人から指示され、毎日売り切れるほど人気です。
「ほどよい厚みのクッキーに、バタークリームとラムレーズンが端ぎりぎりまで挟まっています。バタークリームはコクがありながらも軽やか、レーズンはラム酒の香りが華やか。繰り返し食べたくなる味わいで、名品として愛されている理由がわかる気がしました」(ゆりか)
レイズンウイッチ
10個入 1,600円(税込)~
※要冷蔵。日持ちは製造日より6日間
フルーツの味わいが際立つ。POPPY「季節のガレット」
photo:Sheage編集部
東京・駒沢大学駅から徒歩11分ほどの「POPPY COFFEE and BAKERY(ポピー コーヒーアンドベーカリー)」。栃木・那須や東京・青山のカフェが人気の「SHOZO COFFEE」の系列店で、ひときわ目を引くのが「季節のガレット」です。パイ生地にアーモンドクリームを詰め、季節のフルーツをのせて焼き上げられています。
「ヨーロッパでよくジャムに使われるというルバーブのガレット(写真右)をいただきました。バターとアーモンドが香る生地に、酸味のあるルバーブの味わいが引き立てられていてフルーティー。ぜひほかのフルーツのガレットも食べてみたい!と思いました」(まどか)
ルバーブ(島田農園)のガレット
580円(税込)
※季節限定品
美しさに魅了される和菓子
透明の琥珀糖に柚子の皮が浮かぶ。永楽屋「琥珀 柚子」
photo:永楽屋
京都河原町駅や祇園四条駅からほど近くにある京佃煮と京菓子のお店「永楽屋」の代表銘菓「琥珀 柚子」。一口サイズの琥珀糖の中に、徳島県木頭村で収穫される木頭柚子の皮が浮かんでいます。
「京都のお土産でいただいて、まずこの透明感に驚きました。食べてみると、シャリッと割れた寒天から柚子の香りが口いっぱいに広がります。次に京都に行ったら私もぜひお土産にしたい!とすぐにメモしたほど感動したお菓子です」(ゆりか)
永楽屋
琥珀 柚子
6包(12本)入 1,100円(税込)
※店頭とオンラインショップにて購入可能
ガラス作品を表現。薄氷本舗 五郎丸屋「きせつのさがしもの」
photo:薄氷本舗 五郎丸屋
250年以上の歴史をもつ、富山県小矢部市の和菓子店「薄氷本舗(うすごおりほんぽ) 五郎丸屋」の琥珀糖のお菓子「きせつのさがしもの」。硝子造形作家・山本真衣さんのガラス作品を忠実に再現したもので、カクテルでつけられる色は季節ごとに変化します。オンラインで、曜日・数量限定で販売される貴重な一品。
「木箱に並んでいる様子が宝石のようでした。手土産にしたときは『きれいすぎて食べるのがもったいない』となかなか手を付けてもらえないほど(笑)。それでも最終的には、それぞれで好きなカクテルのものを選び、上品な甘味と香りを楽しみました」(ゆりか)
薄氷本舗
きせつのさがしもの
9個(木箱入) 3,780円(税込)
※写真は「夏色」です
※オンラインショップにて、毎週金曜8時より数量限定で販売(店頭販売なし
美しい缶に入った米菓子。HIGASHIYA「ヒガシヤおこし」
photo:HIGASHIYA
東京・銀座や青山、丸の内に店舗を持つ、伝統をモダンに進化させた和菓子のお店「HIGASHIYA(ヒガシヤ)」の「おこし」。「生姜」と「蕎麦の実」の2つの味があり、良質な米を素材としたお菓子らしく、稲をモチーフとした実りを感じさせる缶に入れられています。
「和の趣きを感じさせつつも洗練された缶に入っている、伝統的なお菓子。『蕎麦の実』のフレーバーは、香ばしさのあとにコクのある甘味が広がります。『生姜』は、やさしい甘味にピリッとした生姜が効いていて爽やか。どちらも風味豊かです」(まどか)
ヒガシヤおこし
蕎麦の実/生姜
各1,685円(税込)
※店頭とオンラインショップにて購入可能
落花生が香る素朴なお菓子。HIGASHIYA「マコロン」
photo:HIGASHIYA
「HIGASHIYA」からもうひとつご紹介したいのが「マコロン」。懐かしさを感じさせる素朴なお菓子ですが、厳選した落花生と卵を使用し、香り高く仕上げられています。
「外側はサクッと香ばしく、中はホロホロ。きめ細かな生地から、落花生の香りが口の中いっぱいに広がります。軽やかな食感が心地よく、あとひとつ、という手が止まらずにパクパクと食べてしまいました」(凪)
HIGASHIYA
マコロン
972円(税込)
※店頭とオンラインショップにて購入可能
大切な人と味わいたいとっておきのお菓子
photo:RURU MARY’S
Sheage編集部が実際に食べておいしいと感じた、または贈り物にして喜ばれたお菓子をご紹介しました。年末年始で人と集まる機会に、大切な家族やパートナー、友人と味わうとっておきとして、手にしてみてはいかがでしょうか。
配信: Sheage