愛犬の足の健康を守るには、早いうちからケアを始めることが大切。とくに後ろ足の筋肉は衰えやすく、日頃からトレーニングするのがおすすめです。今回は室内でできる「後ろもも筋トレーニング」について、獣医師の佐々木彩子先生に教えていただきました。
筋力は後ろ足から落ちる
犬は前足に7割、後ろ足に3割の体重をかけているといわれています。前足に体重をかけるぶん、後ろ足の筋肉から衰えやすいのです。放置すると弱って歩きにくくなるので、3才ごろからストレッチやトレーニングを取り入れましょう。
ここからは、室内でできる「後ろもも筋トレーニング」を難易度別にご紹介します。
初級:スクワット
立ち上がったり座ったりする動きは、後ろももの筋力を鍛えるのに役立ちます。やり方は「タッテ」と「オスワリ」を繰り返すだけ。おやつで誘導しながら2〜3回繰り返しましょう。ゆっくり行うと、さらに効果がアップしますよ。