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2025年上半期、仕上げていくテーマ……過去、将来のための準備、心の強化
6月10日以降、新たにスポットライトが当たるテーマ……個人の力の拡大、チャレンジ、自己アピール
2025年上半期、1年という長いスパンで目指す幸運のヒントを示してくれる木星は6月10日までふたご座に滞在し、かに座を頼もしくサポートしています。「幸運と拡大の星」と呼ばれる木星は、2024年5月末からふたご座に滞在し、かに座の「過去、将来のための準備、心の強化」関連の運に影響を与えています。木星ふたご座期の折り返し地点を過ぎた2025年上半期、このテーマはいよいよ仕上げに向かっていきます。木星の「幸運と拡大」は、能動的につかみ取っていくタイプの幸運。自ら行動を起こすことでチャンスが「拡大」し、「幸運」が訪れるのですね。過去と向き合ったり、経験から学んだり、そこから将来に活かせる何かを見(み)出(いだ)したり──「拡大」「幸運」という言葉とは少し風合いの違う、内向的な時間が多くなるかもしれませんが、それらはすべて6月中旬からスタートする「12年に一度の幸運期」のための準備です。特に2023年から2024年にかけてパートナーシップが激変した人が多いかと思いますが、すでにパートナーシップ（もしくは、元パートナーとの関係）に最優先で目を向けるフェーズは、クリアなさっています。ここからは、まずは自分自身に心を戻し、じっくりと心の奥底を見つめてみてはどうだろうかと思います。
6月10日、木星はかに座に移動します。ここから26年6月末まで、かに座の人々は「12年に一度の幸運期」と呼ばれる時期に入ります。具体的にスポットライトが当たるのは「個人の力の拡大、チャレンジ、自己アピール」。なぜかこのテーマに関する出来事が身辺で頻発し、発見や学びが多くなるでしょう。あなた自身が関心を持ち、積極的に働きかける可能性もあります。「追い風が吹いている」と思って、積極的に行動を起こしてみるといいでしょう。
心がけるならこんなこと
(1)自分をデリケートなものとして扱う
(2)情熱を持ち続ける
(3)できる範囲で闘う
「過去、将来のための準備、心の強化」のテーマは、2024年5月末から、すでにスポットライトが当たっているテーマです。あなたは元来、非常にアクティブでさまざまなコミュニティに積極的に顔を出していかれる人ですが、この時期は不思議と“内にこもる”ような心境になりやすかったのではないでしょうか。気が合わない人と接するよりはひとりでいたい。心穏やかな状態をキープしたい。もちろんやる気や元気に満ちていた人も多いかと思いますが、未来よりも過去に、これから始まることよりも終わったことに、どこか引っ張られやすい部分もあったのかなと思います。自分の弱さも、ずっと我慢していた心の痛みも、生々しく突きつけられるようなことが起こりやすいのです。
年明けから4月中旬頃までは、できれば自分の心に優しくしてあげてください。というのも、そうしたデリケートな時期であることに加え、「情熱と闘いの星」と呼ばれる火星がかに座に長期滞在するからです。要は自分自身を「燃やし尽くす」ときで、人によっては2024年9月から11月に経験したことの「セカンドシーズン」的なことが起こるだろうと思います。先手必勝で勝ちにいく、大事なものを守るために闘うときですが、メンタル面がデリケートになっているのであれば、まず守るべきものは自分の心です。通常であれば「敢えてのリスクテイク」もプラスになる時期ですが、元気が出ないなら「熱意を持ち続ける」くらいのテンションでも十分です。特に年明けすぐから2月末までは、ご自分をいたわることを大切になさってください。春からは、バランスのいい闘い方もできるようになると思います。
「先手必勝で勝ちにいく」「大事なものを守るために闘う」ということをできる限りしておいたほうがいいのは、ここで闘うべきものと闘い、情熱を燃やし尽くしてエンジンをかけてこそ6月中旬からの「12年に一度の幸運期」での可能性が大きく広がっていくからです。荒れ地をイチから開墾するのではなく、すでに耕して肥料をすき込んだところからスタートできるので、スッとやりたいことに移っていけます。心理的に無理のない範囲で大丈夫ですから、これも将来のための準備と思って闘えるところは闘ってまいりましょう。
配信： 幻冬舎Plus
