何かあったら紙に書いて話し合い。誠実すぎる夫とだからなんでも乗り越えられる
――妊娠がわかったときの経緯や気持ちを教えてください。
ゆうこす これまで何回も、妊娠検査薬を使うたびにいつも陰性だったので、そのときも「今回もきっと陰性だろう」という気持ちでした。それで、検査をしたあと、なんとなくトイレに検査薬をしばらく放置していたんです。
1時間後くらいしたときにふと思い出して「あ、そういえば」と手にとってみたら、陽性だったので「え、え????」という感じで。思わぬサプライズでした。すぐに夫に伝えると、夫も「わああ〜」と動揺。「うれしいけど、まだわからん、まだわからん」という、謎のテンションでしたね。
そのあと病院へ行って、正式に妊娠がわかりましたが、エコー写真に写るのは点のように小さい赤ちゃんの姿。「心音確認まであと2週間かかります。それまでに、6分の1の確率で流産してしまうんです」と先生に言われて、そこからもしばらくはドキドキしていました。
――妊娠中は精神的に大変なことも多いと思いますが、たなかさんとはどのように支え合っていますか?
ゆうこす 私たちは、もともと嫌なことがあったら、その都度、思ったことを言うようにしているんです。夫は歌詞を書く人なので言葉をすごく大事にしていて、だから何かあったときは、必ず2人で紙に思ったことを書いて、それを整理して話し合っています。だから、けんかになったり、夫へのストレスがたまってイライラ・・・みたいなこともあまりなく、今までと変わらずに仲よく過ごせています。
つわりの時期には、私のメンタルがブレブレになって落ち込んでしまうこともありましたが、そんなときはそばにいてくれたり、なぜかクッキーを買ってきてくれたりしましたね(笑)
夫は、いろいろなことに対して誠実すぎるくらい誠実な人です。こういう真面目な人とだから、今までも乗り越えてこられたし、これからもなんでも頑張っていけると思っています。
お話・写真提供/ゆうこす(菅本裕子)さん 取材・文/盛山円香(都恋堂)、たまひよONLINE編集部
妊娠初期には眠りづわりの症状に悩まされるも、事前の備えをしてチームと連携することで、仕事と両立してきたゆうこすさん。夫のたなかさんは誠実な人で、妊活についてプレゼンをしたり、必ず2人で病院にいくなど、つらいことも夫婦で一緒に乗り越えてきたそうです。
インタビュー後編では、写真集のことや、きょうだいや友人を巻き込んだチームでの育児計画、“モテ”に対する価値観の変化について聞きます。
ゆうこす(菅本裕子)さん
PROFILE
1994年、福岡県生まれ。アイドルグループの脱退後、ニート生活を送るも、自己プロデュースを開始し、「モテクリエイター」という新しい肩書で株式会社KOSを起業。現在はタレント、モデル、SNSアドバイザー、インフルエンサー、YouTuberとして活躍中。InstagramやYouTubeチャンネルで紹介するコスメなどが完売するなどの影響力を持ち、SNSフォロワーは200万人以上。
●この記事は個人の体験を取材し、編集したものです。
●記事の内容は2024年12月の情報で、現在と異なる場合があります。
配信: たまひよONLINE
関連記事: