ユニークすぎる!? 浜通りカルチャーをたどる旅

ユニークすぎる!? 浜通りカルチャーをたどる旅

太平洋に面し、13の市町村で構成される福島県東部の浜通り。クラフトサケやビールの魅力を発信するお店、繊維メーカーの複合施設、豊富な地元食材を使ったビストロなどが続々と誕生中です。新しいカルチャーが芽吹くエリアをご案内します

CULTURE01/海辺で馬移動!?

厩舎長の深野さんの家は南相馬で19代続き、初代から野馬追に参加。自宅で馬も飼っている

「馬の社会的価値を高める」をビジョンに、障害馬術の日本代表経験もあるスタッフが運営。芦毛の「ワタリン」をはじめ元競走馬たちが、南相馬の町を一緒に歩いてくれる。烏崎海岸での海トレッキングのプランは1人15000円。

House Value

ホースバリュー 
TEL.050-7107-3874 
住所/福島県南相馬市小高区川房字南石名坂28-1 

CULTURE02/酒カルチャーもアップデートが止まらない

立ち飲みスタイルで気軽に味わえる。タップは8つあり、1パイント各1300円、ハーフパイント700円

田村市で原料のホップ栽培から手がけるクラフトビール醸造所「ホップガーデンブルワリー」。初の直営店となるビアバーが、いわき駅直結の施設に、昨年4月にオープン。「地域でのクラフトビール文化の広がりを実感しています。今後も盛り上げられたら」とホップジャパン広報の河本凪紗さん。ホップの爽やかな香りが心地いい「Hopjapan IPA」(写真左)や、ライ麦の香ばしさとスパイシーさが感じられる「Abukuma Red」(写真右)など、こだわりのビールをドラフトで提供。電車の待ち時間などに気軽に立ち寄れるのも嬉しい。

ホップジャパンTapRoomいわき

ホップジャパンタップルームいわき 
TEL.090-7247-3487 
住所/福島県いわき市平字田町1 S-PAL いわき3F 

パッケージもかわいらしく、手土産にも喜ばれる

クラフトビールの製法で日本酒を捉え直したお酒を生む「haccoba -Craft Sake Brewery-」による醸造所兼パブリックスペース&ショップ。看板銘柄の「はなうたホップス」は、どぶろく製法の「花?」が出発点。地元農家の田んぼを表現する「水を編む」や、食や音楽など多彩な作り手とコラボを行う「haccoba LAB_シリーズ」などユニークな酒ばかり。「ここでは発酵系のノンアルコールドリンクなど新しいタイプも醸造予定」とブランドディレクターの佐藤みずきさん。今後の展開も楽しみです。

haccoba 小高駅舎醸造所&PUBLIC MARKET

ハッコウバ おだかえきしゃじょうぞうしょ
アンド パブリックマーケット 
TEL.なし 
住所/福島県南相馬市小高区東町1-140小高駅舎内 

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