冬キャンプで楽しみたい「ビーフシチュー」の作り方!シチューに合うお肉の部位も紹介

冬キャンプで楽しみたい「ビーフシチュー」の作り方!シチューに合うお肉の部位も紹介

こんにちは!「一年で一番楽しい季節は冬!」という[くにぱぐ]です。いよいよ冬も近くなり、テントに籠ってストーブで温まるキャンプが楽しみな方も多いのではないでしょうか。今回は、ルーもデミグラスソースも使わない、本格派ビーフシチューのレシピを紹介します。難しそうにみえますが、意外にカンタンなんです。ストーブの上でコトコト煮込むだけでびっくりするほど美味しいディナーが出来上がりますよ!

ストーブの火力を活かせば本格ビーフシチューがルー・デミグラスなしで簡単に作れる!

冬キャンプ楽しいですよね。私はサーカスコットンというワンポールテントを持っているのですが、このテントに籠り、朝から晩まで薪ストーブでずっと遊ぶソロキャンプが大好きです。

ストーブ(薪ストーブ、もしくは灯油ストーブ)を使ったキャンプでは、その火力を利用し、料理を行うとより楽しいですね。

今回は、そうした冬用メニューの中から、ビーフシチューをご紹介します。なんとルーもデミグラスソースも使わない本格派です。

▼冬キャンプにぴったりなレシピはこちらの記事でもチェック!

[体が温まる冬キャンプ料理25選!初心者でも作れるレシピを紹介]

レシピの前に確認!ビーフシチューに合うお肉の部位は?

ビーフシチューの美味しさは、選ぶお肉で大きく変わります。

すね肉やすじ肉はホロホロとした食感、ばら肉は濃厚な味わい、もも肉はさっぱりした味わい、ロースは味と食感のバランスがいい…など、それぞれの部位に特徴があります。お好みの味わいや食感に合わせて、ぴったりの部位を選んでみましょう。

●すね肉

すね肉は牛のふくらはぎの部分で、脂身がほとんどなくコラーゲンが豊富な部位。ビーフシチューを作るときの定番食材です。

肉質は硬めで、焼き料理だと硬く食べにくいですが、煮込むほどに旨味がスープに溶け出します。煮込む過程で、すじの部分がゼラチン質に変化するため、プリプリの食感が生まれ、食感や旨味を楽しみたい人におすすめです。

●すじ肉

すじ肉は、牛のアキレス腱などすじのついたお肉で、コラーゲンたっぷりで栄養価の高い部位です。

すね肉と同様に硬い部分ですが、長時間煮込むことでやわらかくなり、独特の旨味があるため、ビーフシチューの具材としておすすめです。

ただし、美味しく食べるには、アクをとるための下ごしらえが必要。下ごしらえの方法は簡単で、たっぷり水を入れた鍋でお肉を湯がくだけです。1分ほど沸騰させたら、ざるにあげましょう。こうすることで、肉の雑味がとれてお肉本来の旨味を引き出せますよ。

●ばら肉

ばら肉は、牛のあばら骨周辺からとれるお肉で、焼肉でいう「カルビ肉」にあたります。赤身と脂身が層になっていて脂肪分が多く、旨味たっぷりなのが特徴です。

ビーフシチューに使うと脂身が溶け出し、コクのある味わいに仕上がります。濃厚な味わいが好きな方におすすめの部位です。

●もも肉

もも肉は、牛のうしろ脚付け根から膝までの部位からとれるお肉です。脂身が少なく、さっぱりとしているので、あっさりとした味のビーフシチューを作りたいときにおすすめです。

煮込むことでホロっと崩れるような食感になります。ただし、加熱しすぎると硬くなるので火加減に注意しましょう。

●タン

タンは、その名の通り牛の舌の部位からとれるお肉で、一頭の牛から1キロほどしかとれないとても希少な部位です。

弾力性のある食感と甘みが人気で、焼肉で食べる人が多いですが、実はビーフシチューにもおすすめなんです。

長時間煮込むことでお肉がやわらかくなるとともに、旨味がスープに溶け出し、個性的な旨味が際立った仕上がりになります。ヘルシーそうに見えますが実は脂質は高く、カルビ肉と同等のカロリーがあります。

●ロース

ロースは牛の肩から腰にかけての背肉部分です。赤身と脂身のバランスがよく、やわらかい食感とほどよい旨味があります。すき焼きやしゃぶしゃぶなどの料理に使われることが多いですが、ビーフシチューにもおすすめです。

ばら肉は苦手だけど、ほどよい脂身が欲しい人は、ぜひロース肉を使ってみてください。

▼ビーフシチューの肉が余ったときには漬け込みレシピもおすすめ!

[【レシピ】キャンプにおすすめ肉料理 漬け込みレシピ5選 美味しい肉料理が簡単に作れる肉だれ]

関連記事: