鍋って煮るだけだけど、材料をいっぱい用意するのが大変ですよね。材料ひとつひとつの量を多めにした、少ない食材で作れる鍋なら、下ごしらえがラクになって、鍋料理がさらに簡単に！ 忙しい日にも、人が集まる日にも重宝するラインナップは必見です。

『鶏とじゃがいものタッカンマリ風』

じっくり煮た鶏肉が口の中でほろほろと崩れる！ 鶏のだしがしみ込んだじゃがいも× 韓国だれも絶品。

（材料）2～3人分

鶏ももブツ切り肉（骨付き・水炊き用）…500～550g

じゃがいも…小3個（400g）

ねぎ…1本

にんにくの薄切り…2かけ分

 

【塩スープ】

水…5カップ（1ℓ）

酒…大さじ2

塩…小さじ1と1/2

 

【韓国だれ】

にんにくのすりおろし…少々

しょうゆ…大さじ1と1/2

酢…小さじ2

粉唐辛子（韓国産）…小さじ1

練り辛子…小さじ1/4

 

（作り方）

❶じゃがいもは2㎝幅の輪切りにし、水にさっとさらして水けをきる。ねぎは5㎝の長さに切り、縦4～6等分に切る。鶏肉は水でさっと洗い、骨の砕けた部分のみを取り除いて水けをきる。

 

❷鍋に塩スープの材料を入れて混ぜ、鶏肉を加えて中火で熱する。煮立ったらアクを取り除いてフタを少しずらしてのせ、弱めの中火にして30分ほど煮る。

 

❸❷にじゃがいもを加えて再度フタを少しずらしてのせ、竹串がスーッと通るまで15分ほど煮る。にんにく、ねぎを加え、さっと煮る。韓国だれの材料を混ぜ合わせて添え、付けながら食べる。

韓国のりと鶏のうま味が好相性。〆は「ほぐし鶏スープごはん」

鍋に残った鶏肉はほぐし、スープは中火で熱して温める。器に温かいごはん適量を盛り、鶏肉をのせてスープをかける。韓国のり適量をちぎって添え、韓国だれ適量をかける。

cooking_ETSUKO ICHISE　photograph_YASUO NAGUMO　styling & text_HIROKO NAKADA　cooperation_UTUWA

otona MUSE 2020年1月号より

配信： オトナミューズウェブ