先日、第2子となる男の子が誕生したわが家。出産にあたって、夫が初めての育休を取ることになりました。それまで「専業主婦の妻が家事や育児をするのは当たり前」という考えを持っていた夫でしたが、育休をキッカケに子どもを育てながら家事をする大変さを知ることになり、態度が一変。その後の夫婦関係にも大きな影響を与えた、わが家のパパ育休体験談です。
妻が家事や育児をするのは当たり前?
3年前に長男を出産してから、慣れない育児に奮闘しながらも、仕事の忙しい夫のためほとんどの家事をこなしていた私。
普段から育児には協力的な姿勢を見せてくれる夫ですが、専業主婦の家庭で育った夫にとっては、基本的に妻が家事や育児をすることが当たり前という考えのようで、あまり感謝の言葉を口にされることもありませんでした。
それどころか、夫に「自分が稼いでくるおかげで生活できている」という発言をされることも……。そんな夫の態度に、私はどこかモヤモヤした気持ちを抱えていました。
夫、初めてのワンオペ育児に挑戦
その後、次男を妊娠。今回は長男もいるため里帰りせず、自宅近くの産院で出産することになりました。
2歳の長男を見ながら赤ちゃんのお世話をするのは大変だろうと思いましたが、夫婦で一緒に乗り越えたいと思い、夫に相談。すると、夫の職場で育休を取得する人が増えていたことも後押しとなり、夫は4カ月間の育休を取得してくれることになったのです。
出産にあたり、私が入院する5日間、夫と2歳の長男が初めて2人で生活することになります。これまでときどき私の息抜きのため、夫が長男と2人で過ごしてくれることはありましたが、それでも数時間程度。
長男と一対一で過ごした経験が少ない夫に「5日間も大丈夫?」と尋ねると、「毎日一緒に遊ぶから全然平気だよ」との答え。「長男と一緒に20時に寝ちゃうし、家事もやればできるから」と。あまりにあっさりとした回答に、私は正直「家事や育児をなめているな……」と思わずにはいられませんでした。
配信: ベビーカレンダー(パパママ)