わが家には4人の子どもがいますが、上2人のときは私のワンオペで、夫はまったく子育てに協力しませんでした。それが、第3子から徐々に育児へ参加するように。そのキッカケとなった、夫のある言葉に、「もっと早く聞いておけばよかった」と後悔していることをお話しします。
育児に非協力的な夫からまさかの言葉
わが家の子どもは長男、長女、次女、次男の4人きょうだい。夫は上の子2人のときはあまり育児に協力することもなく、私のワンオペでした。そのため、ベビーグッズは私が全部決めて買っていたのです。
はじめは子どもは2人でいいと思っていたので、長女が大きくなり、使わなくなったベビーグッズは知り合いに譲っていました。ところが、次女を妊娠してまたベビーグッズが必要になり、ネットショップで抱っこひもを探していた私。
夫に「抱っこひもを注文してほしい」と商品の画像を見せたところ、夫がほかの画像を私に見せてきて「このデザインなら、俺も抱っこひも使うのに……」と発言!
第1子のときはどうせ私が使うからと、自分勝手に決めてしまっていたので、「そうなんだ! じゃあ一緒に使えるものを買いに行こう!」と、夫と一緒に抱っこひもを買いに行きました。
自分で選んだものは使ってくれる!
夫が「これなら使う! これがいい!」という抱っこひもを購入すると、おでかけのときに積極的に子どもを抱っこしてくれるようになりました。また、チャイルドシートも夫と私のそれぞれの車に好きな色のものを選んで設置。これまでは、私の車に設置していたチャイルドシートを夫の車に載せ換えていましたが、その必要もなくなり、夫が直接、保育園へお迎えに行けるようになりました。すると、子どもたちも、「今日はパパの車のチャイルドシートに乗りたいから、パパのお迎えがいい!」と言うように。
このように、「夫の好きなグッズを使えば、夫も育児に参加するんだ!」と気づいたのは、第3子出産後からだったのです。
グッズを自分で選ぶことで育児に参加するようになるとは思わず、「第1子のときから聞いておけばよかった」と今でも後悔しています。もともと、いろいろと調べることが好きな夫。今は「こういうのがほしいから買って!」と伝え、夫に使いやすいものやデザインを考えてもらって購入するようになりました。
著者:松田みさと/女性・ライター。2004年生まれの長男、2007年生まれの長女、2015年生まれの次女、長男とは15歳差の2019年生まれの次男の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠や出産、子育てに関する体験談を中心に執筆している。
イラスト:ミロチ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
監修者・著者:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
配信: ベビーカレンダー(パパママ)
関連記事: