虎ノ門ヒルズ内に「ヒツジパブリック」オープン、“羊料理をカジュアルに ”/NoCode

虎ノ門ヒルズ内に「ヒツジパブリック」オープン、“羊料理をカジュアルに ”/NoCode

ミシュランの三ツ星を獲得したフレンチ料理店でスーシェフをしていた米澤文雄氏が社長を務めるNoCode(港区西麻布)は12月14日、羊肉を重点的に取り扱う飲食店「ヒツジパブリック(HITSUJIPUBLIC)」を虎ノ門ヒルズ(港区虎ノ門)内にオープンした。

羊肉の普及活動に取り組むユニット「SHEEPFREAKS」とタッグを組み、ミシュランシェフや人気ジンギスカン店のオーナーシェフなどと、羊料理をカジュアルに楽しめる店舗に仕上げた。昼は羊肉や和牛、魚がメインのバーガーショップ、夜は羊肉を中心としたメニューを楽しめるビストロとして提案する。夜の予算は5,000円~6,000円ほど。


虎ノ門ヒルズ内に「ヒツジパブリック」オープン

羊肉は一定の人気があり、スーパーなど小売店での取り扱いも増え、一般消費の需要も更に高まっているという。一方で苦手な人も多いため、今回の店舗では、羊肉をよりカジュアルに楽しめる飲食店としてオープンした。今夏から店舗の開発を進めているため、シェフそれぞれが手掛けている店舗のメニューも多く採用しているという。

メニューは、『ラムと揚げ茄子のアリッサバーガー』(税込1,683円)や、『羊の生パッチョキャベせんコールスロー』(1,320円)のほか、『羊が大好きになるラム焼売』、『柔らかマトンの絶品唐揚げ毛沢東スパイス』などを提供している。他にも、代官山「TACUBO」を手掛ける田窪大祐氏監修のラム肉を使ったカルボナーラといったユニークなメニューも提供しているほか、今後はミシュラン札幌で一つ星を獲得した佐藤大典氏(melimelo)によるオリジナルメニューも投入予定だ。

このほど行われた発表会で、米澤氏は「より羊肉を手軽に楽しめる店舗があるといいよねと話をしていた中、森ビルの方から提案を頂き、業態を開発した。今は提供していないが、今後はたんやレバーといったあまり提供されていない羊肉のメニューも提供できれば」と語った。

〈冷食日報2024年12月19日付〉

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