12月20日に最終回を迎える柳楽優弥主演ドラマ「ライオンの隠れ家」(TBS系)でライオンこと橘愁人を好演している佐藤大空(さとう たすく)。佐藤は来る12月25日で6歳を迎える1歳で芸能界デビューした子役なのだが、すでに「プロの役者」として「将来が楽しみ」とする声がネット上にあがっている。
そのワケは、演技力もさることながら、ドラマの中では母親の愛生(尾野真千子)と同じく「マヨネーズが大好物のマヨラー」として描かれている愁人だが、なんと素顔の佐藤は「マヨネーズが苦手」らしいのだ。
そのことが明らかになったのは、12月5日にTBS公式YouTubeの中で公開された「ライオンのセット探検ツアー」というドラマの番宣動画でのこと。ドラマで愁人が洸人(柳楽)やみっくんこと美路人(坂東龍汰)と暮らしている「小森家」のセットの中を、佐藤が案内しながら紹介していたのだが、スタッフから「ドラマの中で食べたものの中でいちばんおいしかったのは何か?」と質問される。と、佐藤は「ん…りんご」と即答。スタッフに「あとは?」と促されると「マヨネーズのカレー」と答え、ドラマの中ではいっぱいマヨネーズをかけてカレーを食べていたことを確認されると「ちょっとはしょっぱかったけど」と笑顔を見せた。
そこでスタッフが、演じている愁人ではなく佐藤大空としてマヨネーズが好きなのかと質問すると、なんと佐藤はそれまで見せていた笑顔を少しだけこわばらせ、小さな声で「苦手…」と呟いたのだ。
ここで素晴らしいのは「マヨネーズが大好きな愁人」にしか見えない佐藤の演技力もさることながら、「嫌い」と答えずに「苦手」と答えた佐藤の「言葉選び」だろう。また、ライオンこと愁人を演じている時と素顔の佐藤のしゃべり方や声の出し方が全然違うことにも、「5歳にしてすでに役者。将来が有望すぎる」「棒演技しかできない大人の自称役者は大空くんを見習ってほしい」「年齢に関係なく見事な役者の佐藤大空くん」といった声があがっている。
もうすぐ佐藤演じる愁人を見られなくなることが、本当に残念で淋しい。
(森山いま)
配信: アサジョ
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