お笑いコンビ・アインシュタインの稲田直樹によるSNS乗っ取り被害騒動に関して、霜降り明星・粗品が自身のYouTube動画「1人賛否」の中で新説を唱えている。
今年7月、暴露系YouTuber・コレコレ氏が、稲田のインスタグラムアカウントからDMで性的な画像を送るように求められ、送信してしまったと語る女性ユーザーの証言を配信。実際、そのDMが稲田の公式アカウントから送信されたことを示す証拠の動画なども公開し、稲田に批判の声が集まったが、本人は「全く身に覚えがない」「あのDMは僕が作成したものではありません。ただ、僕のセキュリティー管理が甘く、不正ログインされた形跡がありました」とし、乗っ取り犯による仕業ではないかと示唆していた。
稲田は警察に相談していることも報告していたが、その後に続報はなく、5カ月が経って新展開を迎えることに。
稲田と同期のパンサー・向井慧がラジオ番組内で明かしたところによれば、すでに稲田のアカウントを乗っ取ったという張本人が名乗り出ており、疑惑の目を向けられ続けた稲田は“無実”だったというのだ。
すると、8月時点で、稲田による「全く身に覚えがない」との主張を「ウソつけぇ!」「信じられるかぁ!」とイジっていた粗品は、12月16日公開のYouTube動画内で向井の新証言を紹介。まずは稲田を疑っていたことを「本当にすいませんでした」と謝罪しつつ、すぐに「ただぁ!」「ウソつけー!!」と言うのだった。「これウソやなぁ」「ウソつけ!」と連呼しながら、稲田本人ではなく、騒動に無関係の向井がアピールしていることに対し「まず、その、(乗っ取り犯が出てきたことを)自分で言ってないっていうのがめちゃくちゃ怪しいし。何なんやろな? (自分なら)絶対言うけどな。向井さんが早とちりしすぎたから、何週間後とかに言うんかな?いや、ボクはこれ、ウソやと思うんですよ」と主張。また、“独自の新説”についても語り始める。
「粗品の推理は『乗っ取り(被害)はホンマで、乗っ取られた形跡もあるけど、DM作ったのは稲ちゃんなんじゃないの?』というもので、『ここは証明できないですよ』とも指摘。仮に7月の時点で、本当に稲田のアカウントが何者かに乗っ取られていたとしても、同時期に女性に送信された性的画像要求のDMは乗っ取り犯ではなく稲田自身が作成したのではないかというのが粗品の見解です。アカウントへの不正ログインの事実は警告メールなどにより証明することができますが、問題のDM作成者が乗っ取り犯なのか稲田なのかをハッキリと証明することは『なかなかムズいんちゃうかっていう』と粗品。ただ、稲田自身、『あのDMは僕が作成したものではありません』と断言しており、“証明が困難”とはいえ、昨今の芸能界において、ウソをつくという危険なリスクを犯すのかは難しいところですね」(テレビ誌ライター)
一方、実際に騙されて画像を送信してしまった被害女性がいる以上、向井だけでなく、稲田、もしくは吉本興業によるハッキリとした説明を求める声は強まっていくのではないか。
(木村慎吾)
配信: アサジョ
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