いまの時期、クリスマスのオーナメントやロウソク、赤いものや緑のものやらで、建物丸ごとクリスマス感満載の『IKEA』。食べ物コーナー、スウェーデンフードマーケットも、北欧のクリスマスならではのクッキーやホットワインのグロッグなどが並び、キラキラ度がより一層アップしています。そんな中、異質を放っていたのが「ガーリックソース」です。「北欧の会社が売るガーリックソースってどんな味なの?」と思い、興味津々で購入です。
「ガーリックソース」(399円)は290g入り。ボトルには「ローストビーフ、ステーキ、ハンバーグなどお好みの食材にかけてお召し上がりください」と書かれています。そして原材料名を見ると、「大根(国産)、水あめ、醤油、砂糖、レーズン、にんにく、食塩、みりんなど」とあります。
えっ? 北欧感かなり低い。というかほとんどない。思わず、「これ、焼肉のタレ?」と突っ込みたくなるラインナップです。レーズンは珍しい気もするけれど、思いっきり“日本”な原材料ばかり。
IKEAのサイトには「スウェーデンレストランで人気のメニュー、ローストビーフのためだけに作られたソース。イケアの味がご家庭でもお楽しみいただけるようになりました。大根おろし、ガーリック、オニオンの具材が感じられるソースに、レーズンの甘みと黒みりんの深いコクを加えました。ローストビーフはもちろん、ステーキ、ハンバーグ等さまざまな料理に合います」と書かれていました。
実際に味わうと、レーズンが遠くにいるけれど、よく知っているニンニク醤油味。北欧感を期待していたら、思いっきり日本に寄った、馴染みのある味わいのソースでした!
(ロドリゴいしざわ)
配信: アサジョ