やっぱり萌える! 絆が深いふたりの関係性に、つい涙が
しかしこの物語は、赤血球(ヒロイン)を白血球(ヒーロー)が守るという単純な構図ではありません。互いの存在があって、はじめて互いが機能する。物語のラストに向けて、それぞれが自分の任務を全うするために支え合い闘うふたりを観ていたら、自然と涙がこぼれていました。
自分の体のなかでも、こんな風に細胞がはたらいて守っていると想像したら、誰もが「もっと体を大切にしよう」と思わずにはいられないのではないでしょうか。そんな確固たるヒロイン・ヒーローとして『はたらく細胞』の世界に存在した永野と佐藤。6年前の共演があったからこそ、赤血球と白血球のゆるぎない絆を表現できたのかもしれません。
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“体内パート”を演じた永野と佐藤だけでなく、“人間パート”では芦田愛菜と阿部サダヲも、社会現象を巻き起こしたドラマ『マルモのおきて』(スペシャル版放送の2014年)以来10年ぶりに共演しており、こちらはこちらで感慨深い。
笑って泣ける新感覚の映画『はたらく細胞』は、ドラマ好きにもおすすめ! ぜひ劇場で観てほしい1本です。
<文/鈴木まこと(tricle.ltd)>
【鈴木まこと】
雑誌編集プロダクション、広告制作会社勤務を経て、編集者/ライター/広告ディレクターとして活動。日本のドラマ・映画をこよなく愛し、年間ドラマ50本、映画30本以上を鑑賞。Twitter:@makoto12130201
配信: 女子SPA!
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