猫の“一生の長さ”は飼い主次第で変わる!寿命を左右する『飼い方』4つの注意点

猫の“一生の長さ”は飼い主次第で変わる!寿命を左右する『飼い方』4つの注意点

性別や品種で異なる猫の寿命ですが、実は飼い方でも大きく左右されます。ここでは、猫との暮らしの中で気を付けたい4つのポイントを紹介。大切な愛猫と1日でも長く過ごすため、ぜひ参考にしてみてください。

1.完全室内飼いにする

猫を長生きさせたいなら、完全室内飼いを徹底するようにしましょう。自由に外に出られないのは可哀想に感じるかもしれませんが、完全室内飼いには事故や病気を防ぐという大きなメリットがあります。

外に出る猫のトラブルで多いのが、交通事故や喧嘩による負傷、感染症などです。

家の中だけで過ごすことで、これらのリスクが大幅に減らせます。急激な気温変化に遭遇することもないため、熱中症などの予防につながる可能性があります。

一説によると、完全室内飼いの猫の平均寿命は16.22歳。放し飼いの猫の平均寿命は13.75歳ですから、非常に大きな差があることが分かります。

ちなみに、飼い主のいない野良猫の平均寿命はさらに下がり、3歳から5歳程度なのだとか。外の世界が猫にとってどれほど厳しいものか、よく分かりますね。

2.ストレスを与えない

人間でも「ストレスは万病の元」などと言われますが、これは猫にとっても同じです。

猫は非常に繊細な動物であり、ストレスを感じると体調が悪くなることがあります。寿命を延ばすためには、なるべくリラックスした状態で暮らせるようにサポートしてあげるべきです。

具体的には、キャットタワーやキャットウォークを設置して上下運動をさせてあげることがおすすめ。猫じゃらしやおもちゃで一緒に遊んであげてもいいでしょう。これらの運動は、健やかな心身を保つ上で欠かせない習慣になります。

また、猫は大きな音や環境の変化にストレスを感じやすいともいわれています。急に大きな声を出したり部屋の模様替えをしたりすると、猫にとってストレスとなる場合があります。なるべく静かに暮らせるよう、人間側にも配慮が必要です。

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