幸福を招く下関の「ふく」ブランド
高い技術でふぐの毒を除去
世界でも類をみないふぐ専用市場である南風泊市場、上質なふぐの目利きに優れた仲卸人、猛毒を持つふぐの処理の知識と技術の蓄積、先人たちが編み出したふぐの魅力を引き出す調理。
卓越した技術を誇る山口の延縄漁
それぞれの役割ごとにその確かな技術と情熱を今日まで受け継いでおり、下関では「ふぐ」のことを、幸福を招くよう「ふく」と呼んでいる。
ふく専門卸問屋の「畑水産」について
創業66年を迎える老舗である、ふく専門卸問屋の「畑水産」。初代社長はふぐ食文化の拡大と下関ふく業界の発展を見据え、海外では有毒性から食用の需要がほぼなかったふぐの輸出に挑戦。
数年をかけ畑水産で処理された身欠きふぐがニューヨークで初めて提供された。
ふくの達人として知られる畑水産の三代目社長 畑栄次氏
昨今の海外における日本食ブームは初代のチャレンジがあってこそ。三代目の畑栄次氏は1日5,000匹ものふぐを扱い、数多くの調理人が信頼を寄せる「ふぐの達人」として知られている。
配信: STRAIGHT PRESS