ミートソースとホワイトソースの間に平たいパスタ生地を挟み、オーブンで焼く「ラザニア」。おいしいのですが、ラザニア用のパスタを近隣のスーパーであまり見かけず、グラタンのようには気軽に作れません。手作りラザニアを食べたいなぁと思っていたら、素敵なレシピを発見。料理研究家ゆかりさんがYouTubeにアップしていたのは…まさかの餃子の皮を使うラザニア!?工夫すればもちもち生地になるって、本当に〜!?
【ピザっぽ♡レシピ】粉もんの生地は作らず…もっちり柔らか~な「ツナコーンピザ」に挑戦!生地はお芋♡
料理研究家ゆかりさんのX(旧Twitter)がこちら!
簡単でクリスマスにもピッタリ
餃子の皮でお手軽【絶品ラザニア】です
餃子の皮のもちもち感が癖になります
ミートソースとホワイトソースも、
簡単なので、パパッと作れますレシピ→https://t.co/9za8bQ52oh#ラザニア #餃子の皮 #料理研究家ゆかり pic.twitter.com/Jif8HbyyD0
— 料理研究家ゆかり (@yukari_tamago) December 13, 2023
こんがりと焼けたチーズがたっぷりの「絶品ラザニア」。このひと皿が食卓にあるだけで、華やかな雰囲気になりそう!しかも、ラザニアの生地は餃子の皮で代用するというから驚き。餃子の皮を使うともちもちとした食感になるんですって。
手作りのミートソースとホワイトソースを交互に重ねるので、リッチな味わいを楽しめそう♪パパッと作れると書かれているので、挑戦してみます!
餃子の皮で気軽に作れる♪「絶品ラザニア」に挑戦してみた!
【材料】(4人分)
(ミートソース)
トマト缶(ホールタイプ)…1缶(400g)
合いびき肉…250g
玉ねぎ…1個
薄力粉…大さじ1
ケチャップ…大さじ2
ウスターソース…大さじ2
蜂蜜※…小さじ2
コンソメ(顆粒)…小さじ1
にんにく(すりおろし)…小さじ1/2
塩・こしょう…各適量
オリーブオイル…小さじ2
(ホワイトソースほか)
牛乳…400ml
薄力粉…大さじ3
有塩バター…15g
コンソメ(顆粒)…小さじ1
餃子の皮…20~25枚
ピザ用チーズ…60g
塩・こしょう…各適量
【作り方】
1. 玉ねぎをみじん切りにします。
玉ねぎはひき肉と合わせるので、出来るだけ細かく刻みました。
2. フライパンにオリーブオイルを引いて中火で熱し、合いびき肉とにんにくを炒めます。合いびき肉の色が半分ほど変わったら、塩とこしょうを加えます。
すりおろしたにんにくを炒める際は、ひき肉の上に乗せて炒めると焦げにくいですよ。2分ほど炒めると色が変わりました。
3. 玉ねぎを加え、透明になるまで炒めます。
玉ねぎを加えて3分ほど炒めると、透明になりました。
4. 火を止め、薄力粉をふるって加えます。全体を混ぜてから、中火で30秒ほど炒めます。
火が付いたまま薄力粉を加えるとダマになりやすいので、必ず火を止めてくださいね。薄力粉を加えることでミートソースにとろみが付きます。
5. 弱火にしてホールトマト、ケチャップ、ウスターソース、コンソメ、蜂蜜を加えます。中火にしてホールトマトを潰しながら、ふつふつするくらいまで加熱したら、弱火にしてフタをし、10分煮込みます。
ホールタイプのトマト缶を使った方が旨味はあるそうですが、カットタイプでもおいしく作れますよ。トマトが潰れたらフタをして弱火で10分、時々混ぜながら煮込みます。
10分経ったらフタを外して、強めの中火で水分を飛ばします。今回は3分ほど煮詰めて仕上げました。
6. 耐熱容器に薄力粉を入れ、牛乳を少しずつ加えて溶きのばします。薄力粉と牛乳がなじんだら、残りの牛乳、コンソメ、塩・こしょうを加えて、よく混ぜます。
薄力粉に一度に牛乳を加えるとダマになりやすいので、少しずつ加えて溶きのばすのがポイントです。
牛乳を全て加えたら、コンソメと塩・こしょうで味付けします。
7. 蒸気が抜けるようにラップをかけて、電子レンジ(600W)で2分、1分30秒、1分30秒、1分と4回に分けて徐々に加熱します。その都度、しっかりとかき混ぜましょう。
ホワイトソースはレンジで加熱して作ります。ラップは一部空けた状態でかぶせてくださいね。
レシピでは4回に分け、合計6分の加熱でホワイトソースにとろみを付けていましたが…。牛乳の温度や耐熱容器の大きさが違うためか、6分ではまださらさらとした状態でした。
そこで今回は、1分ずつ3回の追加加熱をすることに。それでようやく、とろ~っと流れるくらいのとろみが付きました。徐々に加熱してその都度混ぜると、ホワイトソースはダマにならず、なめらかに仕上がりますよ。
8. バターを加えてよく混ぜます。
バターが混ざったら、ホワイトソースの表面に膜が張らないよう、ラップを密着させておきます。
9. 水を張ったボウルで餃子の皮を洗って表面の粉を落とし、2枚を張り合わせます。
餃子の皮を2枚張り合わせることで、もちもちとした食感になるそう。貼り合わせた餃子の皮の表面には、オリーブオイルを塗ります。そうしておくと、餃子の皮を貼り合わせた後に、どんどん重ねていっても、くっつきません。
ちなみに、皮が余った場合は、1枚で使ってくださいね。
10. 耐熱容器にホワイトソース、貼り合わせた餃子の皮、ミートソースの順で、重ねていきます。
重ねる順番を間違えて一番下にミートソースを敷いてしまいましたが、味は一緒なので問題ないでしょう。ホワイトソースの上に餃子の皮を乗せるので見えにくいのですが、全面に餃子の皮を乗せて、さらにミートソース、ホワイトソース、餃子の皮、ミートソースを重ねました。
11. ピザ用チーズを乗せ、180℃に予熱したオーブンで20分焼きます。
全面にピザ用チーズを乗せて、180℃に予熱したオーブンで20分焼くと、こんがりとした焼き色が付きました。
ミートとホワイトのWソースが絶品!餃子の皮のぷるもち食感がいい♪
料理研究家ゆかりさん考案の「絶品ラザニア」が完成しました♪餃子の皮は中に入っているので、仕上がりはグラタンのように見えますね。表面のチーズがこんがりと焼けて、とてもおいしそう。
側面を見てみると、チーズの下に、ミートソースとホワイトソースがたっぷり入っているのがわかりますよ。
取り分けてみると、ソースが流れてしまうほどやわらかく、ミートソースとホワイトソースが混ざってしまいました。餃子の皮も出てきましたよ!?
食べてみるとソースがとってもまろやかで、おいしい!やさしい味わいのミートソースとミルキーな味わいのホワイトソースが混ざり合うので、さらにマイルドなトマトクリームソースのようになっています♪
餃子の皮は2枚張り合わせても薄いので、ぷるっとしていて、やさしいもっちり感。ラザニア生地よりもコシは少ないように感じますが、餃子の皮とは気づかない仕上がりですよ。ラザニア用の幅広パスタを見つけるのが難しいので、餃子の皮で作れるのは、かなりうれしい!
スーパーで入手しやすい餃子の皮で気軽においしいラザニアを♪
YouTubeの料理チャンネル『料理研究家ゆかりのおうちで簡単レシピ』で見つけた「絶品ラザニア」は、餃子の皮で気軽に作れるラザニアでした。
餃子の皮は、餃子を作る時以外に使おうと思ったことがなかったので、ラザニアの生地にするアイデアは秀逸だと感じました。
ミートソースもホワイトソースも、手作りならではのやさしい味わい。でも、市販のミートソースやホワイトソースを利用すれば、もっと簡単に作れると思います!
餃子の皮が大変身するレシピなので、試してみる価値あり!とてもおいしいので、ぜひ作ってみてくださいね。
※1歳未満の乳児には、ぜったいに蜂蜜を与えないでください。腸内環境が未熟なため、「乳児ボツリヌス症」を発症する危険性があります。
配信: あたらしい日日
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