恋愛対象となる人との年齢差が「何歳までOK」というのは、人それぞれ違うと思いますが、私は漠然と「同い年か年上じゃないと続かない」と感じていました。しかし最終的に結婚したのは、6歳も下の会社の後輩。なぜ恋愛対象外だったはずの年下の彼と結婚したのか、私の体験をお話しします。
最初の1年間は接点はなく…
私が勤めていた会社に新卒で入社してきた彼。第一印象は、実はあまり覚えていません。彼とは別部署だったことに加え、当時私は仕事があまりに多忙で、各部署にあいさつ回りをしにきてくれたときに認識したかな……程度のもの。
ほとんど接点はなく、話す機会はたまに会うシュレッダー室のみ。私の抱えていた書類を見て「やっておきますよ」と言ってくれる彼に「ありがとう」と返すくらいでした。
今どき気が利く子だなぁという、うっすらとした印象以外特に感じることもなく1年が経過。彼が2年目になるタイミングで私の部署異動が決まり、同じ課に配属されることになりました。
一緒に仕事をするうちに知る彼の性格
私は以前から営業への異動を希望しており、念願が叶ったことで、俄然張り切っていました。しかしやる気とは裏腹に、慣れない仕事も多く疲弊する毎日。
そんななか、彼と一緒に取り組むプロジェクトが多く、いろいろと教えてもらう立場になることが増えました。
専門用語の多い指示書を見て私が顔をしかめていると、彼は要約して教えてくれたり、残業中に飲み物を差し入れてくれたり。後輩にもかかわらず頼りになる彼に、いつしか惹かれていき……。
そして、お互いに仲が深まり、軽口の応酬も増えてきたタイミングで、なんとデートに誘われたのです。
配信: ベビーカレンダー(ライフ)