1歳の息子を連れて、近所の小さな公園へ散歩に行っていたときの話です。砂場で一緒に遊んでいると、遠くに大きな犬を連れて散歩している男性が見えたのですが……。
無責任な発言にモヤッ、何を根拠に…?
その男性が突然、首輪を外して犬を放しました。走り出した犬は、まっすぐ私たちのいる砂場へ。息子の何倍も大きい犬は、私たちのまわりをぐるっとまわり、公園の奥に走り去って行ったのです。
私たちがびっくりして固まっていると、「大丈夫! うちの子は噛まないから!」「自由に遊ばせてあげたいから首輪はつけないんだよ」と言って、そのまま犬と遊び始めた飼い主の男性。初めて見る自分よりも大きな犬に、完全にビビってしまった息子が、帰りたいと言い出したので、私たちはすぐに公園を後にしました。
帰宅してテレビを見ていたら、たまたま飼い犬が赤ちゃんを噛んで重傷を負わせたというニュースが……。そのニュースでも「普段は人を噛まないのに」と、飼い主が話しているのを見て、私は急に怖くなりました。
確かに、私たちが出会った犬は、噛まない温厚な犬だったのかもしれません。飼い主さんも、自由に犬を遊ばせてあげたいと思っただけだったと思います。しかし、近所の小さな公園に、犬を放し飼いにする人がいるのは、ちょっと怖いなと感じた出来事でした。そして、驚くと体が固まって動かなくなってしまうこともわかったので、いざというときに子どもを守れるよう、しっかり周りの様子を見ておかなければいけないと思いました。
著者:野々宮 はる/30代・女性・会社員。2児の母。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)
配信: ベビーカレンダー(パパママ)
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