韓国で人気の「漢江ラーメン」って⁉ / (C)kikisorasido/PIXTA
韓国ドラマや映画でもよく出てくる韓国のインスタントラーメン。美味しそうで見てると無性に食べたくなりますよね…。韓国では忙しい学生や社会人には欠かせない、日常生活に溶け込んだ国民食とも呼べる食べ物なんです。アレンジを加えて、自分だけの味にして食べる人も多いのだとか。
最近では日本のコンビニでも韓国ラーメンが多く売られていますが、そんな中SNSで、韓国では「漢江ラーメン」が大人気と聞き、一体それは何!?と気になったので調べてみました!
漢江ラーメンとは…
漢江ラーメン、実はラーメンの名前ではない…!? / (C)Nungning20/PIXTA
漢江ラーメン、実はラーメンの名前ではないんです!
韓国ドラマやバラエティで見たことがある人も多いのではないのでしょうか。
お酒を片手に公園でラーメンを食べるシーンや、屋外でラーメンを作るシーンなど…ソウル中心部を流れる漢江沿いでインスタントラーメンを食べること自体を「漢江ラーメン」と呼ぶのだそう。
漢江公園の各所にあるコンビニで好きな袋麺を購入し、専用の器と割りばしをもらうと、専用の調理器ですぐに作って食れるようになっているようです。
そのため「自販機(チャパンギ)ラーメン」とも呼ばれているそうで、今ではなんと韓国旅行の定番になりつつあるのだとか。
色々楽しめる韓国旅行 / (C)KID_A/PIXTA
流域面積韓国1位の大きな川である漢江は、ソウル市内だけでも漢江と名の付く公園が11個もあるんです。
ソウル市民の憩いの場である漢江公園の中でも特に漢江ラーメンをするのに人気の公園を調べてみました。
■汝矣島(ヨイド)漢江公園(地下鉄5号線汝矣ナル駅3番出口からすぐ)
汝矣島漢江公園 / (C)topic_vk/PIXTA
一番有名なのが、漢江遊覧船の乗り場があるこの「汝矣島漢江公園」。
ここにある「セブンイレブン 汝矣島漢江2号店」でラーメンを購入、調理し漢江ラーメンをするのが主流だそう。公園にはテントやピクニックシート、韓国ドラマで見るような2人乗り自転車を貸してくれるところもあり、色々楽しめそう!
人気の「ザ現代ソウル(THE HYUNDAI SEOUL/ヒュンダイソウル)」からも近いので、買い物帰りに立ち寄れるのも魅力的。
■盤浦(パンポ)漢江公園(地下鉄3号線高速ターミナルから徒歩15分)
盤浦漢江公園 / (C)topic_3d/PIXTA
公園のランドマーク的な存在の「月光レインボー噴水」をゆっくりと楽しめる盤浦漢江公園。
こちらも公園にある「セブンイレブン ソレナル店」でラーメンを入手、調理できるようです。
販売しているインスタントラーメンの種類も豊富なのだとか。
盤浦漢江公園は夜に噴水ショーが行われるため、夕方頃から訪れるのもおすすめです!
セビッソムという漢江に浮いた人工の建物があり、コンビニやカフェ、ボート乗り場なども。
どうやって使うの? 自動ラーメン調理器の使い方
漢江ラーメンに欠かせないのは、漢江ラーメンを作る自動ラーメン調理器。
これはコンビニなどに多く設置されていて、購入したものをすぐにその場で調理できるようになっています。
自動ラーメン調理器 / (C)konatu/PIXTA
まずコンビニで自分が食べたいインスタントラーメンを購入します。
ここでは容器や機械使用料も含まれた値段を支払います。
追加で卵などを入れたい人はレジで一緒に買えばOK。
購入したら専用の器と割り箸をもらいます。
専用の器は底がアルミ製になっており、IHに反応して麺とスープを茹でることができるようになっているのだそう! 画期的! それを持って自動ラーメン調理器に向かいます。
だいたいコンビニの前や裏などに何台か設置されているみたいですね。
コンビニの外に設置が多い自動ラーメン調理器 / (C)konatu/PIXTA
操作は簡単で、ラーメンを専用の器に入れたら調理開始のボタンを押すだけ。
また器についているバーコードを読み取らせるタイプのものもあるようですが、そうすると自動でお湯が出て調理がスタート。
完成までのカウントダウンに合わせて卵などを入れれば、あっという間にラーメンの出来上がりです!
最近はこの自動ラーメン調理器を購入し自宅で楽しむ人も増えているのだとか…!
配信: レタスクラブ