NHK『あさイチ』で「リハプッラ」という聞き慣れない料理を紹介していました。サンタクロースとムーミンの国、北欧・フィンランドのミートボールとのこと。教えてくれたのは、東京・西荻窪にある多国籍料理店の店主、坂根真備ミカエルさん。お母様がフィンランド出身だそうで、本場のリハプッラをご飯にも合うよう、真備流にアレンジして教えてくれました。フィンランド料理は初めて。ワクワクドキドキ〜♪
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NHK『あさイチ』で紹介していたフィンランドの家庭料理「リハプッラ」
NHK『あさイチ』の人気コーナー「みんな!ゴハンだよ」で、東京・西荻窪の多国籍料理店「天火屋まきび」の店主、坂根真備ミカエルさんが紹介していた「リハプッラ」。北欧・フィンランドの定番家庭料理で、カリッと焼いたミートボールに焦がしバターと小麦粉で作るブラウンソースをかけていただくそうです。今回は、ご飯にも合うように、コンソメスープ、マスタード、しょうゆなどを加えた、真備さん流リハプッラを作ります。
「リハプッラ」を作ってみた!
材料と作り方はこちら。
【材料】3~4人分
◆ミートボール
合いびき肉…350g
塩…小さじ1/2
玉ねぎ(みじん切り)…50g
卵…1個
パン粉…35g
無調整豆乳…35g ※牛乳でもOK
サラダ油…少々
◆ブラウンソース
無塩バター…24g
小麦粉…24g
フレンチマスタード…小さじ1
しょうゆ…小さじ1
ナツメグパウダー…適量
◆スープ
顆粒スープの素(洋風)…小さじ1
固形スープの素(洋風)…1個
湯…400ml
今回は、分量を半分にして作ります。スープの素(洋風)はコンソメを使用。ちなみに、固形コンソメ1個=顆粒コンソメ小さじ2です。
【作り方】
1. パン粉と豆乳を合わせ、湿らせます。
2. ボウルにひき肉と塩を入れ、練り混ぜて、軽く粘りを出します。
3. 2に1と卵、玉ねぎを加えて、しっかり練り混ぜます。
4. フライパンにサラダ油を引いて中火にかけ、油が温まったら、3をボール状に丸めて入れます。
分量通り作る場合は、12~16個が目安。今回は分量を半分にしたので、8個のミートボールが出来ました。直径は約3cmほど。
全体に焼き色がつくまで焼きます。
うっ、せっかく丸く作ったのに…。
コロコロ転がしながら焼きましたが、肉ダネがやわらかいからか、わたしの焼き方が悪いのか…。いびつな形のミートボールになってしまいました(笑)。まぁ、OK。
フタをして弱火で4分間蒸し焼きにし、ミートボールだけ取り出します。フライパンに残った油と肉汁は、後ほど使います。
蒸し焼きにしたら、けっこう肉汁が出ました。
5. ブラウンソースを作ります。
鍋にバターを入れます。茶色に色づき、気泡が小さくなって音が静かになるまで、中火で加熱します。
ふるった小麦粉を加え、ダマにならないよう、手早く混ぜます。
コンソメをお湯で溶いたスープを数回に分けて加え、しっかり混ぜます。
フライパンの油と肉汁を加えて、混ぜます。さらに、フレンチマスタード、しょうゆを加えて混ぜたら、火を止めます。
ナツメグパウダーを加えて風味をつけ、塩(分量外)で味を調えます。
6. お皿にミートボールを盛り付け、ブラウンソースをかけたら出来上がり。ナツメグとフレンチマスタードの香りがふわっとします。いい香り。
調理時間は、25分。
果たして、ブラウンソースはこれで正解なのか…(笑)。番組の出来上がりは、ソースのとろみがもう少し弱かったので、ちょっと煮詰めすぎたようにも感じます。まぁ、ダマが出来なかっただけ、よし!
では、いただきます!
うんまっ!ミートボールがふっくらしてやわらかい。パン粉をけっこうたくさん入れたので、きっとそのおかげだと思います。
ひき肉の臭みもなく、ブラウンソースに絡めて食べると、最高♪
バターと小麦粉をベースにしているので、クドイかと思いましたが、ぜーんぜん。コクはもちろんありますが、フレンチマスタードの爽やかな酸味と甘さが絶妙で、味をキリッと引き締めてくれます。マスタードの辛味は、特に感じません。
また、しょうゆの味も特に感じませんが、遠く離れた北欧の料理を違和感なく受け入れられるのは、しょうゆが入っているからでしょうね。やっぱり、しょうゆってすごい。
バターの入った料理が苦手な夫も「うん、おいしい!」と、喜んで食べていました。珍しいこともあるものです(笑)。どうやらバターが単独で主張することなく、ブラウンソースに絶妙に溶け込んで、一体化していたのがよかったみたい。味のバランスって、大事ですよね。
フィンランドにルーツがある、坂根真備ミカエルさんの「リハプッラ」。
ふっくらしてやわらかいミートボールと、フレンチマスタードの効いたブラウンソースが、とってもおいしい一品でした。作ってみてはいかがでしょう。
配信: あたらしい日日
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