2025年に開催される大阪・関西万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、最先端の技術や文化を体験できる貴重な機会。多くの人が楽しみにしているイベントだが、チケットの種類や料金について気になっている人も多いのでは? ここでは、チケット料金やお得に楽しむ方法を紹介するので、ぜひ参考にしてみて。
大阪・関西万博では、さまざまな人のニーズに応えるため、開幕券や前期券、一日券の早期購入割引など、リーズナブルな価格で購入できる前売チケットのほか、夏パスや通期パスといった複数回入場パス、団体割引券など、多彩なバリエーションが設定されている。各チケットの詳細を見ていこう。
■会期前半でお得に万博体験!
会期前半の入場者数を増やし、後半の混雑を緩和するために設定された開幕券と前期券。どちらも通常の一日券よりもお得な価格設定になっているので、日程が合う人はぜひ検討してみよう。
【開幕券】
・大人(18歳以上):4000円
・12〜17歳:2200円
・4〜11歳:1000円
開幕日から2025年4月26日(土)まで1回入場可能なチケット。まだ混雑が少ない万博の初期の雰囲気を楽しみたい人におすすめ。
【前期券】
・大人(18歳以上):5000円
・12〜17歳:3000円
・4〜11歳:1200円
開幕日から2025年7月18日(金)まで1回入場可能なチケット。春から初夏にかけての快適な季節に万博を楽しめる。
■一日券は早割で購入しよう
一日券は、行きたい日を自由に選べる便利なチケット。特に早期購入割引を利用すれば、かなりお得に入場できる。
【一日券(早期購入割引)】
・大人(18歳以上):6700円
・12〜17歳:3700円
・4〜11歳:1700円
期間限定販売で会期中いつでも1回入場可能なチケット。開幕前に購入することで通常の一日券(大人)よりも800円もお得に。
販売期間:販売中~2025年4月12日(土)
■会期中販売チケットで柔軟な選択を
【会期中一日券】
・大人(18歳以上):7500円
・12〜17歳:4200円
・4〜11歳:1800円
会期中に購入できる通常の一日券。
【平日券】
・大人(18歳以上):6000円
・12〜17歳:3500円
・4〜11歳:1500円
土日祝を除く平日の11時以降に1回入場可能なチケット。週末よりも比較的混雑が少ない平日に来場したい人におすすめ。
【夜間券】
・大人(18歳以上):3700円
・12〜17歳:2000円
・4〜11歳:1000円
17時以降に1回入場可能なチケット。昼間の暑さを避けたい人や、仕事帰りに立ち寄りたい人にぴったり。
■複数回入場パスでとことん楽しむ
何度も行きたい!という人向けに、お得な2種類の複数回入場パスが用意されている。
【通期パス】
・大人(18歳以上):3万円
・12〜17歳:1万7000円
・4〜11歳:7000円
開幕日から2025年10月3日(金)まで、毎日11時以降に入場可能な通期パス。一日券の価格と比較すると、4回以上入場すれば元が取れる計算に。万博の全容を楽しみたい人や、何度も足を運んで最新技術の進化を見守りたい人にうってつけ。
【夏パス】
・大人(18歳以上):1万2000円
・12〜17歳:7000円
・4〜11歳:3000円
2025年7月19日(土)から8月31日(日)まで、毎日11時以降に入場可能な夏休み限定パス。子どもたちの自由研究のテーマにしたり、家族や友人と何度も訪れて思い出を作ったりするのに最適。
■お得な団体割引券や特別なチケット
【一般団体割引券】
・大人(18歳以上):6300円
・12〜17歳:3500円
・4〜11歳:1500円
15名以上の一般団体が、会期中いつでも1回、同時入場可能なチケット。
【学校団体割引券】
・前期<開幕日~2025年7月18日(金)>:高校生2000円、中学生・小学生・園児1000円
・後期<2025年7月19日(土)~10月13日(祝)>:高校生2400円、中学生・小学生・園児1000円
学校団体向けの特別割引チケット。
【特別割引券】
・大人(18歳以上):3700円
・12〜17歳:2000円
・4〜11歳:1000円
障害者手帳等を持っている人と同伴者1名が購入できるチケット。
【3歳以下無料券】
3歳以下の子どもは無料で入場できるが、座席が必要なパビリオン・イベントへの参加のために「無料チケット」を発券することもできる。
■チケット購入の流れ
Step1. 万博ID登録:チケット購入に必要な「万博ID」を登録する。これは大阪・関西万博の各種サービスを利用する際に必要となる共通ID。
Step2. チケット購入:公式販売Webサイトでチケットを購入。
Step3. 来場日時予約:来場前に必ず来場日時予約が必要。来場希望日時の6カ月前より先着順で受付。チケット購入時に来場日時を選択することも可能。
Step4. パビリオン・イベント予約:来場日時に合わせて、パビリオンやイベントの観覧予約ができる。人気のパビリオンは混雑が予想されるので、事前予約がおすすめ。
Step5. 当日入場:QRコードをゲートやパビリオンでかざして入場。スマートフォンでQRコードを提示するほか、印刷したものやスクリーンショットでも対応可能。
大阪・関西万博は2025年4月13日(日)〜10月13日(祝)までの184日間開催される。会場となる大阪・夢洲(ゆめしま)の約155ヘクタールの敷地には、各国のパビリオンをはじめ、シグネチャーパビリオン、民間パビリオン、日本館、大阪パビリオン、関西パビリオン、ウーマンズパビリオンなど、多彩な施設が展開される。また、空飛ぶクルマ、自動翻訳、電気バスの自動運転など、未来社会の姿を体感できるほか、ウォータープラザや静けさの森など、会場内各所で行われる催事(イベント)も見逃せない。多彩なチケットオプションを活用して、自分のスケジュールや予算に合わせた最適な方法で参加してみよう。
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配信: Walkerplus
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