ある日、ひょんなことから両家の祖母のお財布事情を知ることになった当時年中の次男。そのときに次男が言い放った、子どもならではのユニークな言葉をご紹介します。
貧乏?お金持ち?次男なりの判断基準とは
次男が子ども園の年中だったときの話です。その日は私の母が家に来ていて、私はその少し前にした家族旅行の土産話をしていました。私が「ゴールデンウィークでお金使いすぎて貧乏になったわあ」と話していると、次男が「びんぼーって何?」と聞いてきたのです。私が「お金をちょっとしか持ってないってことだよ」と答えると、次男は「ふーん」と、理解した様子でした。
その数分後、母が何か用事を思い出し、財布を取り出していました。すると次男が母に駆け寄り、その財布を覗き込んだかと思うと、「おばあちゃんめっちゃびんぼーだよ!」と、周りに言いふらすように叫んだのです。私も母も、怒りながらも思わず笑ってしまいました。
またある日、義父母が息子たちをゲームコーナーに連れて行ってくれたときのことです。私は息子たちにお小遣いを入れた財布を持たせていたのですが、そこはやはりおじいちゃんおばあちゃん。かわいい孫たちのために小銭をたくさん用意していて、息子たちが自分の財布を出そうとすると「いーからいーから!」と、小銭を次から次へと出してくれたようです。
すると帰ってきた次男は興奮した様子で、「なんかおばあちゃん、めっちゃお金持ちだった!お金がどんどん出てきた!」とひと言。私は失礼だと思いながらも、母のときとの落差がおもしろくて、笑わずにはいられませんでした。
母の名誉のために補足しておくと、母いわく「お札の枚数で決めてるからなあ。一万円札入ってたんだけどなあ」とのこと。次男はやはり、単にお札の枚数や小銭の数で、貧乏かお金持ちかを判断していたことが判明し、みんなで笑い合った出来事でした。
著者:今岡めい/30代女性/2015年と2017年生まれの超わんぱく兄弟を育てるママであり、フリーライター。「子育てで一番大切なのは母親が笑顔でいること」「幼児期最大の英才教育は遊びである」をモットーに掲げ、日々テキトー育児を繰り広げている。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
配信: ベビーカレンダー(ライフ)
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