初めて救急車で病院へ
次男と私が救急車に乗り、サービスエリアから20分ほど離れた病院を受診。肘内障だったのですが、先生がすぐに適切な処置をしてくれたため、事なきを得ました。
長男と夫は車であとから来てくれたのですが、そのころには治療も終わりすっかり元気になっていた次男でした。
痛い思いをさせてしまった次男に謝罪した私。見知らぬ土地で焦ってしまったうえに、休日で病院探しも困難だと思い、救急車を呼んでしまったことを夫婦ともに申し訳なく思っています。そして、私たちの様子に気付いて声をかけてくださった心やさしい売店の女性にはとても感謝しています。
◇ ◇ ◇
肘内障とは、肘の外側の骨(橈骨頭)が靭帯から外れそうになった状態のことで、子どもが手を引っ張られたときなどに痛がって腕を動かせなくなってしまうという症状が見られます。
5歳以下の幼児に起こりやすく、治ったあとも繰り返すことがあるため、腕を強く引っ張らないように注意が必要です。
ただし、腕を痛がる原因は必ずしも肘内障とは限らず、骨折などの可能性もあるため、早めに整形外科を受診するようにしましょう。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:鬼頭いちか/30代女性。2017年と2020年生まれの男の子の母。パワフルな義両親と敷地内同居中。貿易関連の資格を多数保有。
イラスト:キヨ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)
監修者・著者:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
配信: ベビーカレンダー(パパママ)
関連記事: