私は2人の子どもを育てています。第1子である娘が1歳前後のとき、周りの同い年くらいの子たちは歩き始めた子が多かったのですが、1歳を過ぎても娘は歩き出しませんでした。このとき義母に言われた忘れられない言葉があります。
なかなか歩き始めない娘
義母の友人や親戚には、娘と同じ年くらいの孫が何人かいます。そのなかには生後11カ月で歩き始めたという子もいて、周りの子たちはみんな1歳くらいで歩き始めていました。一方、娘は1歳2カ月を過ぎても歩き出す気配がありません。そのことについて私自身は何も気にしていませんでしたが、義母は違いました。
義実家へ行くたびに「まだ娘ちゃんは歩かないのね」、「早く一緒にお散歩したいのに」、「娘ちゃんよりも遅く生まれたあちらのお孫さんはもう歩いているのに」と、義母にチクチクと言われるように。義母は自分の孫と周りの子どもを比べて焦っているようにも見えました。
私、否定されている?
最初はそれも「いつですかねー」と聞き流していたのですが、あるときに聞き捨てならないひと言を言われました。それが、「普通に母親が育てていれば、もう歩いてるはずだけどねえ」というもの。
これを受けて「普通って何?」、「私が何か間違った育て方をしているって言いたいの?」と、義母にこれまでの私の育児を丸ごと強く否定されたように感じ、心の中では言い返したい気持ちでいっぱいに。それでもこのときは精いっぱいの笑顔で、「それぞれのタイミングがありますからね」と返しました。
配信: ベビーカレンダー(パパママ)