駅員経験のあるザバック(@theback_blog)さんは、X(元Twitter)やブログにて駅員を主人公にした漫画などを中心に公開している話題の漫画家。今回紹介する漫画「時刻表の時間は電車に乗れる時間ではない」は、駅員のあるあるをテーマに描かれた作品。ザバックさんに「乗車時間≠発車時間」ではない点など、意外な事実を聞いた。
■時刻表の時間は「電車に乗れる時間」という勘違い
本漫画は、駅員のペン助が出発した電車をホームで見送っているシーンからはじまる。そこへ一人の男性客が近づいてくる。すると、「駅員さん!!今の電車出発が早かったぞ」とクレーム。するとペン助は「そりゃそうですよ。時刻表に載ってるのは発車時間です。お客様が電車に乗れる時間じゃないですよ?」と説明をする。お客はその説明に理解が追い付かず立ち尽くすのであった…。
時刻表の時間は「電車に乗れる時間」だと勘違いしている利用客は多いようだ。その点について、ザバックさんは「そりゃ知らなくて当然ですよね」と回答。「僕も鉄道職に就くまでそんなこと知りませんでしたし、想像もしませんでした。お客様にはわかりづらくて申し訳ないとも思ってました」とのこと。
電車に関する余談を聞くと、「電車は10秒ごとに決まった動きをしている」いうことを強調。時刻表には分単位でしか到着出発時刻が記載されていないが、駅員が持ってるダイヤグラム(時刻表)にはキチンと秒単位で時刻が書かれているのだそう。
実際に駅のホームで電車を待っていると、時刻表の時間よりも少し早く到着することがほとんど。急いでいる人は、時間に余裕を持ってホームにいたほうがよさそうだ。
取材協力:ザバック(@theback_blog)
配信: Walkerplus
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