前回の話
何かを企み元彼ろみ緒さんの妻めいさんと仲良くなろうとしているジュリ実さん。ある夜、「今から5分だけ会えないかな?」とジュリ実さんから連絡をもらったろみ緒さんは、会いたいと思いながらも家族のことを考え断ります。しかし、ジュリ実さんからのあるメッセージを見たろみ緒さんは「牛乳を買いに行く」と嘘をついてジュリ実さんに会いに行ってしまいます。
妻は2番目に好きな人[24]
会うことを断られたジュリ実さんは、優しいろみ緒さんの性格を分かっていてあるメッセージを送っていました。
ジュリ実さんの予想通り、ろみ緒さんが「ジュリ実」と言いながら慌てて走ってきました。
周りをキョロキョロ見回しながら「大丈夫!?今も居る?!」と聞くろみ緒さんに、ジュリ実さんは「大丈夫だよ。今は多分いない・・・」と答えます。
ジュリ実さんは「ありがとう」とろみ緒さんにお礼を言いながら、心の中では「ろみ君は昔から、私が危険な状況の時、必ず駆けつけてくれる」と満足気に思っていました。ジュリ実さんは、「ろみ君、私怖い。不審な人がずっとこっち見てるの」というメッセージをろみ緒さんに送っていたのです。
その頃、ろみ緒さんの家ではめいさんが「そういえば・・・」と何かを思い出していました。
「あの女性が鞄に付けてたアレ、どっかで見たような。どこだっけ・・・」昼間、体調不良のジュリ実さんを介抱していたときに、ジュリ実さんの鞄に見覚えのある土星のチャームが付いているのをめいさんは見ていました。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!
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[編集コメント]ママ広場編集部
ろみ緒さんの性格を熟知しているジュリ実さん。ろみ緒さんはまんまと引っかかってしまいましたね。
配信: ママ広場