どうしてもそばにいたかった?
紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@fumifuminemさんの愛猫・こたろうくん(取材時1才9カ月/マンチカン)。机の上で寝ている姿が可愛らしいですが、実は飼い主さんの小学生の息子さんが受験勉強をしている場面だったのだそう。動く気配のないこたろうくんですが、撮影時はどのような様子だったのでしょうか。
飼い主さん:
「こたろうは、子どもが勉強を始めるとどこからともなくやってきて勉強机に上がり、子どもの勉強の“邪魔”をしてくるんです。教科書の上に乗って子どもに触らせないようにしたり、シャーペンや消しゴムを前足でツンツンして遊びだします。でも、こたろうはひと通り邪魔しているうちにホッとするのか、子どもの勉強机の上で寝始めて、気持ちよく寝続けてしまうんです」
こたろうくんと先住猫・ネムちゃんは、お子さんの勉強の邪魔をするのが大好き!
お子さんの勉強の邪魔をするような行動は、普段からよく見られる光景だそう。先住猫・ネムちゃん(取材時2才6カ月/ブリティッシュショートヘア)も、同じように机に上がって邪魔をしてくるのだとか。愛猫たちのこうした行動について、そばで見ている飼い主さんはこんなふうに感じるといいます。
飼い主さん:
「2匹は、子どものことを遊び相手だと思っているのかもしれません。机に上がると子どもと同じ目線になれるので、子どものしていることが気になるのだと思います。子どもが勉強に集中していると教科書やノートが気になるのか、『自分も同じ行動をしたい!』という感じでいじっているように見えます」
ちなみに、こたろうくんとネムちゃんの“邪魔可愛い行動”は、飼い主さんに対しても見られるのだそう。たとえば、飼い主さんがパソコンで作業をしようとするとキーボードを叩きたがったり、スマホをいじると画面を触ってきたりすることもあったのだとか。
飼い主さんはそんな愛猫たちの姿を見たときに、「何かをマネたい! 自分もできる!」というような気持ちで触っているように感じるのだそうです。
こたろうくんはどんなコ?
今回、お子さんの勉強の邪魔をしていたこたろうくんの素顔について、「とにかく甘えん坊で、どこにでもついてくるコ」だと話す飼い主さん。飼い主さんがトイレやお風呂に行くと扉の裏でずっと待ち続けていたり、扉の隙間から前足を入れてきて「さわって、さわって」というしぐさをしてくるのだとか。
一方で、「怖がりで恥ずかしがり屋」な一面もあるといい、その点はネムちゃんと正反対なのだそう。
飼い主さん:
「ネムちゃんは自宅にほかの人が来ても平気なタイプなのですが、こたろうは隙間に隠れてしまうことも。逆に、知ってる人がいるときは一番感情を出して甘えたり、自己主張します」
そんなこたろうくんと先住猫・ネムちゃんとの暮らしは、日常で癒しが溢れているといいます。
飼い主さん:
「夜寝るときは、人が寝ている部屋で必ず寝たがります。朝は愛猫たちが先に起きるのですが、ゴハンが欲しいのか顔や頭をぽんぽんと触ってきて起こそうとします。私の手の平に顔を押し付けてくることも多いです。 また、離れた場所で何か片付けやゲームなどの遊びをしていると、遠くにいても気づいてニャンニャンと鳴きながら近づいてくることも。まるで『仲間に入れて』と言ってるようで、とても可愛くて癒されます」