【漫画】経過観察だった「卵巣」の腫瘍が拡大 手術を受けることに 女性の入院レポに反響「恐怖心が薄れた」

胃腸炎で入院した際、医師から「卵巣に腫瘍がある」と告げられた女性。数年間は経過観察をしていたのですが、腫瘍が大きくなってきたので切除手術をすることに…。Xで公開された漫画が、「私も同じ病気になりました」「早めに手術して正解でしたね!」と話題になりました。作者の「こや」さんにお話を聞きました。

漫画「卵巣嚢腫摘出してきた!手術&入院レポ!!!」のカット(こやさん提供)

【漫画】本編を読む

 自身の手術経験を描いた漫画「卵巣嚢腫(のうしゅ)摘出してきた!手術&入院レポ!!!」が、Xで話題となっています。

 胃腸炎で入院したときに、医師から「卵巣に腫瘍がある」と告げられた女性。腫瘍は良性だったため、数年間は経過観察をしていたのですが、大きくなってきたので切除手術をすることに。そして入院後…。読者からは、「この漫画を読んで手術への恐怖心が薄れました」などの声が上がっています。

卵巣腫瘍のことをもっと知ってもらいたい

 この漫画を描いたのは、Xと自身のウェブサイトで漫画やイラスト作品を発表している、漫画家の「こや」さんです。Kizuna AI株式会社のウェブコミック『キズナちゃんとわたし』や、講談社コミックDAYSでは『気ままご飯のススメ』が掲載されています。こやさんに、作品についてのお話を聞きました。

Q.漫画家を志した時期や理由を教えてください。

こやさん「絵を描く仕事自体に幼い頃からぼんやり憧れはあったのですが、実際に商業作家をやってみるかと真剣に志したのはコロナ禍の頃です。家にいる時間が増え、作品制作にかける時間も増えたので、『一度好きなことを仕事にしてみるか』と思った次第です」

Q.このテーマを漫画で発表しようと思った理由やきっかけを教えてください。

こやさん「卵巣腫瘍の啓発のためです。婦人科系の病気は人に話しづらいこともあり、語られることが少ないので、病気のことを知ってもらうきっかけになればと思いました」

Q.手術を決める前、定期的な検査にはどのくらいの頻度で行っていたのでしょうか。

こやさん「半年に1回診てもらっていました。実際は引越しなどもあり3回主治医が変わっているので、そのあたりはフィクションです(笑)」

Q.手術後、体調に変化はありましたか。

こやさん「自覚症状がなかったので、あまり感じていません」

Q.このタイミングで手術をして良かったと思いますか。

こやさん「この漫画が反響を呼んだことで、卵巣嚢腫が大きくなってしまって緊急で開腹した人たちのコメントをたくさん読む機会がありました。そうなる前に手術できて良かったな、と思いました」

Q.この作品について、どのような意見が寄せられていますか。

こやさん「同じく手術をした人から、『私のレポみたい!』というコメントを頂いたのが印象的でした。また、これから手術を控える人からは、『手術への不安が和らいだ』という声を頂きました」

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