【顔ヨガ】間々田佳子がナビ!ママが気をつけたい表情癖とは!?

第1回 間々田佳子の貼るだけ! シワとり顔ヨガテープ
ベロを突き出す愉快な“顔ヨガ”でおなじみの間々田佳子さんが、子育てに奮闘するママたちに“表情筋”の大切さをナビゲート! 10年後、20年後、子どもたちに「うちのお母さん、若くてキレイ!」そう言ってもらうことを目指して…今すぐ家庭でできる“表情ケア”をアドバイスしてもらった。

●眉間のシワなど、悪い表情癖を直すことを心がけて…

「スマホで自撮りをしようと画面を覗いた瞬間、自分の油断した顔に驚愕することはありませんか? 鏡を見た時 の顔は、シワが寄らないように皆さん自然と作ってしまっているので、自分で 本当の顔が分からない、悪い表情癖があることに気づいていない…というママは多いと思います。誰にでも“表情筋”の癖はあるのですが、その癖は、自分ではなかなか気づきにくいもの。慣れない子育てに追われ、日々怒ったりイライラしたりすることも多いと思いますが、そこでいかに“皺眉筋(しゅうびきん:人間の頭部の浅頭筋のうち、眼裂周囲の眼瞼筋に含まれる筋肉)を寄せないかが大切です。まずはそこを緩め、悪い表情癖を直していくところから始めていきましょう!」(間々田さん 以下同)

「実は、シワと心の関係はとても深い」と語る間々田さん。

「お子様を育てるのは大変ですし、ママにとっては負担も多い。だからこそ、表情筋を意識しながら、自分の表情を豊かにしてあげましょう。目や口を大きく開き、お顔全体を開いた状態にしてあげる と、ママの表情も自然とイキイキ明るくなります。子どもは一番身近にいるママの表情を常にうかがっているので、心を育む大事な成長期に、ママが毎日眉間にシワを寄せ、への字口をしていると、その表情は、いずれお子様にも伝染してしまいます。お子様のためにも、ママがいい表情を伝えることはとても大切です」

間々田

●ほっぺたを常に上げ、逆三角形のイメージを

子どもに“いい表情”を伝えるために実践してほしいことがあるという。

「ママに一番意識してほしいのは“ほっぺた”。正確に言うと“大頬骨筋(だいきょうこつきん:口角からこめかみまである、口角を上外側に引き上げる働きをする筋肉)を常に意識すること。ママの気持ちも上がるので、どんなにつらくても、ほっぺたをグッと上げることを心がけましょう。頬を上げることだけでも意識すると、次第に肌に弾力が戻って、いろんなことが変わっていくと思います。”フェイシャルフィードバック“といって、顔が笑っていると、自然と気持ちにも余裕が生まれ、ポジティブになると言 われています。顔のイメージは、三角形ではなく、なるべく逆三角形になるように意識しましょう。頬のたるみが原因でできるゴルゴライン(目頭から頬の中心に向かって斜め45度に走るラインのこと)の防止にもつながります」

肩凝り同様、1日生活すると顔にも凝りができるので、夜にリラックスすることが必要! とアドバイスする間々田さん。

「顔も肩同様、こわばったり凝りが出たりするので、お風呂のなかでリラックスしたとき 、1度でいいので、私が紹介している顔ヨガ“くちゃくちゃぱっ(息を吸いながら顔パーツを中央に寄せ、息を吐き出した後、ぱぁ~っと顔に筋肉を外に開く。目も口も開ける)”をやってみて下さい。顔の疲れが取れると思います。もうひとつおすすめしたいのは、“チャクラマッサージ”。眉間は別名・心の窓とも言 われますが、この窓をクリームなどでくるくる優しくマッサージしながら、目の周りや額など、すべてのパーツを“はぁ~”と脱力させてみましょう。心も顔もリラックスして、明日のパワーへとつながります」

子育て中は、子どもたちのことや家事で精一杯なママも多いだろう。だが、ママがリラックスすることを忘れてしまうと、いい表情が作れなくなり、子どもにも悪影響、ゴルゴラインができてもう手遅れ! ということになりかねない。まずはママがリラックスを…。頬を上げ、心の窓をくるくるするだけで、家族の未来が変わるかも?

(撮影/浦川一憲(IKKEN) 取材・文/蓮池由美子)

お話をうかがった人

間々田佳子
間々田佳子
顔ヨガ講師・顔アスリート、タンゴダンサー兼講師
顔ヨガ講師・顔アスリート、タンゴダンサー兼講師。 タンゴダンサーとしてアジア選手権に優勝した30代後半、身体は鍛えていたが顔だけ衰えたのを感じ、2010年に顔ヨガ講師となる。 テレビ・雑誌等のメディア出演や講演などで全国に顔ヨガを広めている。
顔ヨガ講師・顔アスリート、タンゴダンサー兼講師。 タンゴダンサーとしてアジア選手権に優勝した30代後半、身体は鍛えていたが顔だけ衰えたのを感じ、2010年に顔ヨガ講師となる。 テレビ・雑誌等のメディア出演や講演などで全国に顔ヨガを広めている。