アミノ酸やコラーゲンパウダーをフードにちょい足し
アミノ酸は筋肉をつくるたんぱく質のもとで、コラーゲンは筋肉や腱を丈夫にして関節の動きをなめらかにする働きがあります。持病などがなければ、フードにちょい足ししてみて。
さまざまな地面を歩いて脚力をキープ
砂浜や土の上など、歩きにくい場所ではしっかりと足を持ち上げて歩く必要があります。歩くだけで後ろ足のトレーニングになりますよ。
ブランケットや白湯で温めて筋肉をほぐす
愛犬が嫌がらないようなら、冷え込む朝は足腰にブランケットをかけたり、人肌程度の白湯を与えたりしてもOK。体を温めることで血流がよくなり、関節の可動域が広がって筋肉がほぐれやすくなります。
自分の足で歩けるということは、愛犬の気持ちを若々しく保つことにもつながります。愛犬のペースに合わせて、無理のない範囲でトレーニングを取り入れてみてくださいね。
お話を伺った先生/佐々木彩子先生(「キュティア老犬クリニック」獣医師 獣医中医師1級 獣医推拿整体師)
参考・写真/「いぬのきもち」2024年10月号『3才から始める 「一生歩ける!」のための後ろもも筋ケア』
※持病がある犬やハイシニア犬などは、かかりつけ医と相談のうえ行ってください。それ以外でも、愛犬がケガをしていたり体調不良の場合は控えましょう。また、無理はさせず、愛犬につらそうな様子やしぐさが見られたらただちに中止しましょう。
文/柏田ゆき