なでるときの鉄則
犬が受け入れやすい場所から
個体差はありますが、犬には“なでられるとうれしい部位”と、“なでられるのが苦手な部位”があります。耳まわり・胸や首、肩甲骨まわりなど、犬が受け入れやすい場所からなでるようにすると、「なでられることは気持ちがいい」と思ってもらいやすくなります。苦手なポイントは、愛犬がなでられることに慣れてからと心得て、ゆっくりと進めましょう。
自分が思う以上にやさしく、ゆっくり
筋肉まで刺激するマッサージとは異なり、「なでる」ときは犬の皮膚を動かす程度の強さでOK。自分のまぶたを揺すってみて、眼球への圧がない程度が目安です。愛犬がリラックスできるよう、なでる速さは極力ゆっくりが基本です。
飼い主さんと愛犬の「なでたい」「なでられたい」という気持ちが一致すると、絆も深まっていきます。犬のサインをキャッチし、なで上手になりましょう!
お話を伺った先生/油木真砂子先生(ドッグトレーナー テリントンTタッチ認定プラクティショナーP2 優良家庭犬普及協会グッドシチズンテストサブジャッジ 国際中医薬膳師)
参考・写真/「いぬのきもち」2023年10月号『なでられるとうれしいごくらくMAPつき 上手になでてリラックス! 絆も深まる♡ 愛犬がとろけるなで方』
※なで方はテリントンTタッチ®をもとにしています
文/仲田陽子
※記事と写真に関連性がない場合もあります。