サスティナブルフードチェーン協議会(SFA)が展開する、こどもスマイリング・プロジェクトが、子ども食堂をはじめとする子ども支援・福祉団体に通う子どもたちに向け、健やかな成長に必要な“食”や“職を通じた体験”“地域との関係性”を届ける「職業体験型 食育プログラム」の提供を推進。
この活動に着目した、大阪市淀川区社会福祉協議会、大阪市社会福祉協議会の協力を得て、2024年11月30日(土)には、同プロジェクトの趣旨に賛同する協力企業(阪急泉南グリーンファーム、エイチ・ツー・オー リテイリング)と共に、大阪市淀川区の親子40名に向け、農業体験しながら農業について学ぶ「職業体験型食育プログラム 農業体験」を開催した。
こどもスマイリング・プロジェクトについて
こどもスマイリング・プロジェクトとは、未来のサスティナブルな消費者を育てる食育を通じて、食品産業と、子ども食堂をはじめとする子ども支援・福祉団体を運営している人々と関係を構築し、子ども支援につなげるプロジェクトだ。
子ども食堂や子ども支援・福祉団体に通う子どもたちを対象に、エシカル消費が学べる食育プログラム「職業体験型食育プログラム」を提供。子どもたちの心と体の成長に必要な“食”や食に関わる“職”の経験機会を作り、食品企業の様々な取組みへの理解と、地域への貢献を通じた、持続可能な社会を目指す仕組みの構築を目指している。
夏・冬休み期間には、“食”の貧困を抱える子どもたちに、通常販売する食材を企業から提供を受け、寄贈できる機会を創出するモデル事業として、「ハートドライブキャンペーン」実施。他にも、寄贈食品の多様化に合わせた物流実証・食品寄贈時の中間組織(マッチング機能)の実証や、食品寄贈時の留意点をまとめたガイドライン策定に向けた、知見共有・提言・講演などを行っている。
親子で、クイズや収穫を体験!
2024年11月30日(土)に行われた「職業体験型食育プログラム 農業体験」では、阪急泉南グリーンファーム和歌山農場のスタッフが先生役となり、3種類の野菜(さつまいも・青ネギ・水菜)それぞれの原産地や収穫期間、仲間となる野菜などをクイズ形式で学んだあと、収穫を体験。
畑に植わっているさつまいものほか、
青ネギや水菜を親子で協力しながら、楽しく収穫していた。
収穫後には、食育の一環として、阪急泉南グリーンファームで収穫された野菜を使ったお弁当をみんなで楽しく食べたとのこと。イベントのサプライズとして、阪急泉南グリーンファームの厚意で、お米150kgが、大阪市淀川区内のイベントに参加できなかった親子に向けて寄付された。
配信: STRAIGHT PRESS