【東京都渋谷区・宮城県仙台市】原宿と仙台に、サモエドと触れ合えるペットカフェ「超!サモエド」がオープン!

サモエドカフェ「アル」を12月時点で全国11店舗に展開するクラウドエヌは、サモエドカフェの新ブランド「超!サモエド」を、東京都の原宿と宮城県の仙台にて12月に2箇所同時オープンした。

クラウドエヌの想い

2022年度の環境省自然環境局データによると、日本国内において保健所などで引き取られた犬は22,392頭。そのうち2,434頭が殺処分という形で命が失われているという。飼い主の高齢化や転居、アレルギー発症、近隣からの苦情などにより、一度は家に招き入れたペットを手放す事例が後を断たないようだ。

クラウドエヌでは、多くのリスクが孕む家庭でのペット飼育ではなく、資格を有したスタッフが在籍する店舗でペットを飼育。同社は「会いたい時に会いに来てもらう」というスタイルに社会が変化することで、人間/動物の両者にとってより良い社会になるよう目指している。

サモエドカフェを展開する理由

国内における純血種の犬籍登録事業を行う、ジャパンケネルクラブが発行する「犬種別犬籍登録頭数」によると、2023年度における登録犬種の上位10種のうち、1〜9位までを小型犬が占めているという。

同社は、大型犬はその体の大きさゆえ、広い飼育スペースと運動量の確保が必須という点が、特に現代の若者の生活様式にそぐわないことが理由かと考えている。それでも「大型犬に抱きつきたい」「おっきいモフモフに癒されたい」というのは、誰もが一度は憧れる経験ではないだろうか。

大型犬の中でもサモエドは、大きな体躯、白くて長い体毛、潤んだ黒い目鼻、まるで微笑んでいるように見える上向きの口角という愛らしい見た目から、近年SNSでも注目を集めている犬種だ。さらに温和で人見知りをしない性格のため、ペットカフェに来た人たちを温かく迎え入れてくれるという。

韓国では既にサモエドカフェが多く存在する中で、その根強いブームに目をつけた同社は、2023年9月にサモエドカフェ「アル」を開始。オープン早々SNSを中心に話題に火がつき、12月時点で全国11店舗すべてがほぼ満席とのことで、日本国内でもサモエドカフェの需要の高さが窺える。

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