アメリカ穀物協会は、女子栄養大学駒込キャンパス内にある菓子工房「プランタン」と協力し、アメリカ産ホワイトソルガム粉を使ったお菓子とパンをとりそろえた「ホワイトソルガムフェア」を1月9日(木)〜2月1日(土)の期間限定で開催する。
グルテンフリー新食材 ホワイトソルガムとは
アメリカ産ホワイトソルガム
「ホワイトソルガム」は米粉にはほとんど含まれていない食物繊維を含み、またミネラル、鉄、カルシウムなども豊富で、健康志向の食生活に役立つとして期待される注目食材。イネ科の穀物で、日本では“白たかきび“とも呼ばれている。
アメリカ産⾷品グレード・ソルガムの輸出促進プロモーションを展開するアメリカ穀物協会では、アメリカ産⾷品グレード・ソルガムの認知度向上のため、従来の「ソルガム」に「きび」をつけ、「ソルガムきび」という名称で普及活動を実施。
そんな「ホワイトソルガムきび」は⼩⻨粉に1番近いグルテンフリー穀物として利⽤が急増中だ。
味にクセがないので料理やお菓子に幅広く活用できるのが特徴。アメリカ産「ソルガムきび」は、全品種においてグルテンフリーで、⾷物繊維やミネラルを多く含んでいるため、小麦アレルギーの人でも安心して食べることができる。
研究が進められるソルガムきび
稀少な「ブラックソルガムきび」は抗酸物質や難消化でんぷんを多く含み、難性⾷材として有望。
アメリカでは⾷品グレードの「ソルガムきび」の研究が進んでおり、抗酸化成分を多く含んだ有⾊品種、アミロペクチンが豊富なもち性品種、植物性⾁の開発に有⽤なたんぱく質が従来の品種より豊富な新品種など、様々な特性をもつ「ソルガムきび」がつぎつぎに開発され、今後市場に登場することが期待されている。
配信: STRAIGHT PRESS