子どもと一緒に覚えたい【雑学】シリーズ。家族でホテルに滞在中、「おばけが出た」なんて会話を耳にしたら、子どもはびっくりして泣いてしまうかもしれませんね。ですが、ホテル従業員が言う「おばけが出た」の“おばけ”とは、心霊現象とはまったく異なる事態を指しているのです。
ホテル従業員「おばけが出た!」……その驚きの意味とは
宿泊先のホテルで受付をすませ、ロビーでくつろいでいると……。
「さっきおばけが出たよ」「最近よく出るな」
ホテルスタッフ同士の驚く会話が耳に。
そんな事態に遭遇したら、思わず飛び上がってすぐにでもチェックアウトしたくなってしまいますよね。
ですがホテルスタッフはまったく意に介さずもはや慣れた様子。その理由とは……。
実は「おばけ」とは、「予約していないのに予約したといって訪れる客」を示す、ホテル業界の隠語。
ホテルや旅館は似ている名前のところも多く、実際に予約をしたホテルと間違って訪ねてくる客も少なくないようです。
「おばけ」の隠語の由来
なぜ予約せずに訪れる客を「おばけ」と呼ぶようになったのか、詳しい由来はわかっていません。
考えられるところでは、「予期せず現れるから」「突然現れて(予約している宿と違うとわかり)消えていくから」などが挙げられるでしょう。
本当のおばけまではいきませんが、ホテル側にとっては少々迷惑な存在であることは間違いなさそうです。
配信: マイナビ子育て