<SAKAMOTO DAYS>トリッキーなアクション、銃撃戦のよさは「さすがトムス」“安西先生”いじりの大喜利も殺到

<SAKAMOTO DAYS>トリッキーなアクション、銃撃戦のよさは「さすがトムス」“安西先生”いじりの大喜利も殺到


「SAKAMOTO DAYS」第1話が放送 / (C)鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会
アニメ「SAKAMOTO DAYS」(毎週土曜夜11:00-11:30ほか、テレ東系で放送/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Leminoほかで配信)。の第1話「伝説の殺し屋」が1月11日に放送された。「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の本作は、今期始まる新作アニメの中でも特に注目度が高い一作。SNS上には「面白いの一択」「動ける安西先生すばらしい」「殺伐としないよさがいい」など、さまざま高評価コメントがのぼった。(以降、ネタバレが含まれます)

■ソリッドな伝説の殺し屋が引退したら安西先生に?

本作は、「週刊少年ジャンプ」で連載中の鈴木祐斗による漫画「SAKAMOTO DAYS」を原作にしたテレビアニメ作品。単行本は累計470万部を超え、現在20巻まで刊行されている。アニメーション制作は「Dr.STONE」シリーズや「弱⾍ペダル」シリーズのアニメ化も手掛けたトムス・エンタテインメントが担当している。

物語は、元・伝説の殺し屋である坂本太郎(CV.杉田智和)が、愛する家族との平和な⽇常を守るため、仲間と共に迫りくる刺客と戦うというストーリー。第1話冒頭では、殺し屋時代のスマートな坂本がソリッドを披露したかと思えば、場面はすぐに引退後の太った坂本おじさんの姿へと急転。元部下の朝倉シン(CV.島崎信長)も現れる中での、日常と非日常がブレンドされたストーリー展開、見ごたえ十分なアクションが視聴者を沸かせた。

アクションを含んだ同系統の作品では「SPY×FAMILY」も人気だが、本作で坂本が披露する技はさらに輪をかけてトリッキー。飴玉を使ったゴム鉄砲やシュークリームをぶつけてのかく乱、鉛筆を飛び道具に使うなど、面白いアクションを見せてくれる。一方、シーン自体はていねいな作画とスピード感あふる演出で描かれ、ここには「ルパンのトムスだけあって銃撃戦はさすが」「すごさとシュールさのギャップがおもしろい」などのコメントが集まる。

また、物理的にも丸くなった坂本の風貌は「SLAM DUNK」の安西先生を彷彿させ、「白髪鬼時代の安西先生の話かと思ったら違った」「安西先生が殺し屋だった世界線かと思ったら違うアニメだった」「もしも安西先生が伝説の殺し屋だったらだと思って見てる」など、安西先生いじりの大喜利が殺到する状態にもなっていた。

■ほっこりジーンと来る日常パートの魅力

話題はアクションに行きがちだが、坂本とその家族、シンたちが織りなす日常パートの下町ほっこり感、ジーンとしてしまうシーンも本作の魅力だ。引退してだらけた今の坂本の姿を滑稽だと切り捨てたシンだったが、坂本葵(妻)の温かい手料理を食べたことで、坂本が守ろうとする日常、人の生活にとって何でもない日常がいかに大切なのかを実感する。

殺し屋なのに正義感を持ち、優しい行動を見せた彼には、「坂本の日常を守るために戦うシンくん、好き」「エスパー能力でおばあさんを助けるシンくん優しい」などの声が集まる。坂本商店でバイト生活を始めることになった“できる子”シンが、坂本家族との日常の中でどう変わっていくのかも見守っていきたいポイントだ。

坂本の最強っぷりとアクション、そして穏やかな日常が視聴者を捉えた第1話。放送後のSNSでは、「坂本さん殺し屋以前に人間として強すぎ」「殺し屋ものだけど殺伐としないよさがいいね」「本棚の裏側の隠し部屋は男の夢」など、さまざまな感想が寄せられている。

※島崎信長の「崎」は、「立つ崎」が正式表記。

◆文=鈴木康道

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