目黒蓮が劇場版「トリリオンゲーム」完成披露舞台あいさつに登壇 / 撮影:風間直人
Snow Manの目黒蓮が1月14日、都内で行われた劇場版「トリリオンゲーム」(2月14日[金]公開)の完成披露舞台あいさつに、共演の佐野勇斗(M!LK)、今田美桜、福本莉子、鈴木浩介、原嘉孝、竹財輝之助、シシド・カフカ、田辺誠一、石橋凌、メガホンをとった村尾嘉昭監督とともに登壇した。
■今回もハルに勇気をもらいながら演じることができた
2023年夏に放送された連続ドラマ「トリリオンゲーム」(TBS系)。原作は、「マンガ大賞2022」にノミネート、「第69回小学館漫画賞」も受賞した、累計発行部数210万部を突破する小学館「ビッグコミックスペリオール」連載中の人気漫画(原作:稲垣理一郎・作画:池上遼一)。
天性の人たらしで信念のためにワガママを突き通す“世界を覆すハッタリ男”(通称:ハル)と、気弱で心優しい“凄腕エンジニア”(通称:ガク)の正反対の2人がタッグを組みゼロから起業。予測不能な作戦で成功を重ね、資金も会社も大きくなった2人のロードマップの続きが、スケールアップして映画化された。
ドラマ版に引き続き、ハルこと天王寺陽を演じた目黒は「ドラマで演じさせていただいて、同じチームで、また新たに劇場版から参加してくださったキャストの皆さんと一つの作品を作ることができて本当にうれしく思いますし、ドラマをやらせていただいていることから、僕自身もハルというキャラクターに勇気をもらっていて、今回はハルにしか考えられないアイデアだったり、ワクワクさせてくれるキャラクターで、今回も勇気をもらいながら演じることができました」と声を弾ませる。
MCを務めたTBSの江藤愛アナウンサーから「目黒さんの格好良さが詰まっている」と絶賛されると、目黒は「恐縮です」とにっこり。
■目黒蓮、俳優の大先輩から絶賛相次ぎ照れ笑い
同じく、ドラマ版に引き続きガクこと平学を演じた佐野から「ドラマに引き続き、ハル君にかき回されているんですけど、ドラマよりアドリブが多いっすよね」と声をかけられた目黒は、「本当にさ…迷惑だったよ」と眉をひそめて笑いを誘い、佐野は「迷惑は言い過ぎだろ!」と突っ込むなど、仲むつまじいやり取りを見せた。
続けて、目黒は「でも、楽しかったですね。(佐野の)アドリブが本当に多くて、一緒にお芝居をしていて笑いを堪えるのに必死だったりしたんですけど、佐野くんとだからできたバディ感が詰まっているので、そこにも注目して見ていただきたいなと思います」とアピールした。
また、俳優の大先輩である田辺から「(2年前に共演したときより)20cmくらい背が伸びたと思うくらい、役者としてがっしりしていた」、石橋から「好青年、ナイスガイ」と高評価を得た目黒。
そんな目黒について、ドラマ時と比べて成長した点を聞かれた村尾監督は「ドラマのときは、主演という責任とか原作リスペクトの気持ちが強かったと思うので、背負うものが多かったと思うんですけど、ドラマの最後の方に2人で映画化の話を少しして、覚悟みたいなものを共有した気がしていて、その覚悟があるからか、背中が大きく見えました。背中を象徴的に撮っているところがあるんですけど、ドラマのときよりも先を見据えているまなざしになっていて、それはハルに重なるなって思いました」と褒め、目黒は「ありがとうございます」と照れ笑いを浮かべた。
◆取材・文=風間直人
劇場版「トリリオンゲーム」完成披露舞台あいさつに登壇したキャスト、監督 / 撮影:風間直人
配信: WEBザテレビジョン
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