土ドラ10「アンサンブル」のイルミネーション点灯式＆制作発表会見に登壇した松村北斗、川口春奈 / 撮影：大野代樹
川口春奈と松村北斗(SixTONES)が1月14日、東京・よみうりランドで行われた土ドラ10「アンサンブル」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系※1月18日スタート)のイルミネーション点灯式＆制作発表会見に出席。互いの印象を語った。
■「ドッキリみたいなボタン」とツッコミ
同作は、恋愛はコスパ・タイパが悪いと考える現実主義者の女性弁護士・小山瀬奈(川口)と、愛や真心を信じる理想主義の新人弁護士・真戸原優(松村)による「リーガルラブストーリー」。この日、司会を務めた日本テレビの辻岡義堂アナウンサーが、2人が登場してすぐ点灯式に進もうとすると、松村は「なんの色気もなく入っていくんですね」と指摘し、さらに点灯用のボタンを見て「すごくドッキリみたいなボタン」と言い、笑わせた。
イルミネーションに明かりが灯り、川口が「クリスマスみたい！」と漏らすと、松村は「それはあまり言ってほしくないんじゃない(笑)」とツッコミ。ドッキリがなかったことに安堵するも、実際に仕掛けられる場合は「観覧車が爆発するぐらいやってくれたらうれしい」と語り、辻岡アナから「それも弁護士が解決しないといけませんね」と言葉をかけられると、「久しぶりに義堂さんをお見掛けしましたが、キレキレですね」と称賛した。
また、点灯式の感想を聞かれた松村は「点いた瞬間のわーっとキラキラする瞬間が、このドラマの見どころにもつながる感情に近くて、全く無関係なことをやったわけではなかったと思いました。つながり感じて、いいイベントでしたね」と充実した表情を見せる。
辻岡アナから点灯した瞬間の表情が「かわいらしかった」と褒められると、「あ！ もう！」と照れた表情を見せる。このやり取りを見ていた川口の「仲良しですね」という言葉には「元気で大きい男性アナウンサーさんは安心するっていうか、すごい好きなんです」と笑みを浮かべた。
松村北斗 / 撮影：大野代樹
■仕事で大切にしていることは「やめない」
共演者とのエピソードを求められると、松村は作中で父親を演じた光石研の名前を挙げ「映画で2回共演していて、1回は親身に助けてくれる小さな会社の社長役をやってもらいました。大好きになって」と前置きをし、「お芝居をやっている人は『どうにか光石さんの子供できないか』と思っているんじゃないかって。今回お父さんだって知ったときはうれしかったのと、今までよりも成長したのかもなって思えました」と声を弾ませた。
続けて、同作でバディを組む役どころである川口の印象について「(撮影に)入る前は緊張してというか、遠い存在みたいな感じで入っちゃいました。今はだいぶ変わって、“事務所の先輩”みたいな」と表現し、「ロケしていたら『おいしい餃子屋があるみたい。食いてえな。食うっしょ？ 食べな！ 二つ買ってきて』って。先輩です。すごく頼りになる」と先輩エピソードを紹介した。
イベント終盤では、作品の内容と絡めて、仕事をするうえで大切にしていることを発表。「辞めないってことです」と述べた松村は、「中学生くらいからやっていて、よく分からないままやってきちゃったから、ハッとしたり、心がガクっとなるようなこともあります」と吐露。
「辞めさえしなければなんとかなることもたくさんあるってだんだんと分かってきて。しんどいって思ってもいいし、ちょっと休むことがあってもいいんだろうけど、『辞めない』さえ守っていれば、一番小さなハードルはクリアできるかなって。辞めないってことをモットーにしています」と明かした。
川口は「向上心と好奇心は原動力だし、モチベーションにもなります。何年も何十年もやっていたら、悪い意味ではなく慣れたり、こなせたりするかもしれませんが、そこに遊びや子ども心、まだ見たい知りたいっていう興味が常にありたいと思うので、重く捉えすぎず楽しむことをいつも意識しています」と話した。
◆取材・文＝大野代樹
川口春奈 / 撮影：大野代樹
配信： WEBザテレビジョン
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