「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」第2話より / (C)フジテレビ
香取慎吾が主演を務めるドラマ「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(毎週木夜10:00-10:54、フジテレビ系)に、2024年出演した恋愛リアリティーショー「THE BOYFRIEND」で話題となった中井大が出演。本作でドラマ初出演&人生初の演技に挑戦した中井のコメントが到着した。
■“選挙&ニセモノ家族ドラマ” 完全オリジナル作品で新ジャンルのエンタメ誕生
本作は、主人公である“日本一の最低男”大森一平(香取)が、家族を、社会を、そして日本を変えていくために奮闘する姿を笑いあり涙ありで描く、“選挙&ニセモノ家族ドラマ”。今の時代ならではの社会的テーマも毎話盛り込んだ完全オリジナル作品だ。
香取演じる一平は、テレビ局の報道マンとして家族のケアを全くしない仕事人間だったが、昭和的な価値観のせいで不祥事を起こし、追われるようにテレビ局を退社。大嫌いだった父親の残した実家に引っ越し、フリージャーナリストを名乗るものの仕事はなく、無職同様のさえない生活を送っている。
また、志尊淳が“最低男”一平の義理の弟であり、子ども2人を育てるシングルファーザー・小原正助を演じ、その正助の子どもである小原ひまりを増田梨沙、小原朝陽を千葉惣二朗が演じる。
■佐野玲於&中井大がカップル役で出演
第2話では大森家で同居することになった一平と小原家の面々はもちろん、剣聖(佐野玲於)と智也(中井)の男性同性カップルの姿を描く。一平のおいっ子・朝陽が通う保育園で保育士として働く剣聖は、パートナーとして交際している智也と結婚はできないけれど式だけでも挙げたいと模索していた。
しかし男手一つで育ててくれた父親とは疎遠になっており、自身がゲイであることや智也と交際していることは話せずにいた。そんな中、剣聖の父親で町会長を務める二階堂慎太郎(岩松了)に選挙でバックアップしてもらおうと画策していた一平は、剣聖と智也の2人に密着した特集を夕方のニュース番組で放送して二階堂親子の仲を修復しようともくろむ。一平の提案に、同性同士で付き合っている人たちの背中を押せるかもしれないと提案を引き受けることにする剣聖と智也の姿が描かれる。
本作でドラマ初出演となる中井は、Netflixで配信された日本初のゲイやバイセクシュアル男性による恋愛リアリティーショー「THE BOYFRIEND」(2024年)に出演し、番組序盤から思いを寄せた相手をいちずに追いかける姿が話題となった。今回がドラマ初出演&俳優業初挑戦となる。
■中井大コメント「心から感謝しています」
―― 出演が決まった際の感想をお聞かせください。
出演が決まった時は本当にうれしかったです。演技のお仕事をする事には長い間憧れていましたが、やってみる機会さえそう簡単には巡ってこないものです。私を見つけてくださり、実際に演技をする機会を与えて下さった事を心から感謝しています。
今作では主演の香取慎吾さん、パートナー役の佐野玲於さんをはじめ、志尊淳さん、冨永愛さん、増田梨沙さん、千葉惣二朗さんとも共演させていただき、憧れの存在である方々と共に1つの作品に携われた事を心から光栄に思います。
共演させていただいた皆さまが本当に温かい方々で、緊張の中、自身の精一杯を出し切れた事に本当に感謝しております。ありがとうございます。こんなにもすてきな方々とまたお仕事でご一緒できるよう、努力を重ねてまいります。
――自身の役どころについての印象は?
一見すると色々うまくいっているように見える智也ですが、彼もまた他の登場人物同様悩める人であるという事です。今彼が生きやすく見えるのは、日々に追われる中、自分の生きやすい道を考え模索しながら選択してきただけであって決して生きやすい道を辿って来たわけではない。これは、多くの方に共感していただけて、かつたくさんの方の背中を押すきっかけになるのではないかと思います。
■北野拓プロデューサーコメント
日本のドラマ業界では、セクシュアリティをオープンにして活躍している人はあまり多くないと感じています。今回、男性同性カップルのキャスティングをするにあたって、当事者の方が演じられる機会を増やしたいという思いと、当事者だからこそのリアリティを追求したいという思いから、オーディションを開催させて頂きました。
その中から選ばせて頂いたのが中井大さんです。彼の持つ穏やかな空気感と内面の芯の強さが柊智也という役にぴったりだと思いました。中井さんの初めての演技をぜひ楽しみにして頂ければと思います!
配信: WEBザテレビジョン
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