「脳幹出血」の発症リスクを「低下させる可能性の高い食べ物」はご存知ですか?

「脳幹出血」の発症リスクを「低下させる可能性の高い食べ物」はご存知ですか?

脳幹出血の原因とは?Medical DOC監修医が脳幹出血の原因・なりやすい人の特徴・原因となる可能性の高い食べ物・予防法などを解説します。

≫「脳幹出血の症状」はご存知ですか?原因・なりやすい人の特徴も医師が解説!

※この記事はMedical DOCにて『「脳幹出血の原因」となる可能性の高い食べ物はご存知ですか?医師が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
佐々木 弘光(医師)

医師、医学博士。香川大学医学部卒業。奈良県立医科大学脳神経外科に所属し、臨床と研究業務に従事している。現在、市立東大阪医療センターに勤務。脳神経外科学会専門医、日本脳神経血管内治療学会専門医、脳卒中学会専門医、の資格を有する。

「脳幹出血」とは?

脳卒中は脳梗塞、脳(内)出血、くも膜下出血の3つに分類されますが、脳幹出血とは脳出血の中の1種類にあたります。そもそも脳出血は脳の血管が何らかの原因で破れて出血し、脳細胞を破壊する病気であり、部位によって名称が異なります。そしてこの「脳幹」は、呼吸、心拍、意識などの生命活動や大脳との伝達路といった役割を果たし、文字通り生命の根「幹」となる非常に重要な場所です。そのため脳幹出血は生命の危機に直結することも多く、大変危険です。ここではその原因や症状、予防法などについて解説していきます。

脳幹出血の発症リスクを低下させる可能性の高い食べ物・食生活

野菜や海藻、果物

野菜や海藻、果物に含まれるミネラルやカリウムは塩分の排出を助けます。さらにトマトなどに含まれるリコピンは抗酸化作用を有し、動脈硬化を予防します。しかし、果物を摂取しすぎて糖質過多になるようなことは本末転倒ですので、果物の摂取量や調理方法にも注意しましょう。油で揚げるよりもボイルして調理する、調味料にハーフマヨネーズなどの低脂肪タイプを使用する、といった調理方法の工夫も重要です。

マグロや青魚などの魚介類

マグロや青魚などの魚介類に含まれるDHAやEPAといった脂肪酸にも動脈硬化を予防する働きがあります。焼き魚に大量の塩や醤油をつけて塩分過多にならないように気をつけるようにしてください。

雑穀米、低糖質、減塩食品

お米も精米ではなく栄養価を考慮した雑穀米を使用する、お肉はより脂肪分の少ない鶏肉にする、低糖質・減塩食品を使用する、といった工夫も有効です。これらを踏まえ、日頃からバランスの良い食事を心がけ、無理のない範囲で実践していきましょう。

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