使うときに気を付けること
マヨネーズなどを使うときは頻度と量に気を付けてください。
たとえば、食卓にチューブごと置いていると赤ちゃんがほしがることもあります。離乳食に使ったら冷蔵庫に入れて、赤ちゃんから見えないようにすることも大切です。これは、小学生になっても同じだなと感じます。
わが家の小学3年生の娘が、お好み焼きをマヨネーズでギトギトにしてしまい、結果「気持ち悪くて食べられない」と言ったことがあります。これは、私が食卓にマヨネーズを置いたままにしていたからです。もちろん「これだけ塗ったら、おいしくなくなる」と知ることも経験ですが、食べ物をおいしく大切に食べることを事前に伝えることも大切です。
子どもは小学生になっても、適量が分からないことがあります。大人が「これくらいがちょうどいいんだよ」と示してあげることも必要。 また、マヨネーズは生卵を使用していますので、離乳食に使うときは必ず過熱してください。
離乳食期の赤ちゃんにおすすめな調味料はしょうゆと味噌です。一食に使える調味料の量は、離乳食インストラクター協会では、初期・中期はなし、後期0.5ml(g)、完了期0.8ml(g)と定めています。 「この調味料使えるのかな?」と疑問に感じたときは、離乳食期には使わず、幼児期に入ってからにしようと判断してもいいですね。
著者:離乳食インストラクター協会代表理事 中田馨
保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。
配信: ベビーカレンダー(レシピ)