キウイを買ってみたら、思っていたよりも硬かったという経験はありませんか。
硬いキウイは酸味が強いことが多く、早く甘くして食べたいと考える人も多いでしょう。
本記事では、ゼスプリインターナショナルジャパン株式会社(以下、ゼスプリ)が教える『キウイが甘くなる方法』を紹介します!
キウイを早く熟させるには…?
通常キウイを保管する時には冷蔵庫に入れたり、かごに入れてキッチンやリビングに置いたりするでしょう。
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ゼスプリによると、早く食べ頃にしたい時には、リンゴやバナナを用意するといいのだとか。
キウイと一緒にビニール袋に入れて、室温で2〜3日置くのがおすすめだといいます。
なるべく早く食べごろにしたいときは、りんごやバナナなどと一緒にビニール袋に入れて、室温で2~3日置いてみてください。りんごやバナナが出す「エチレン」*がキウイを食べごろにしてくれます。毎日硬さをチェックして、食べごろになったら冷蔵庫で保管してください。
*エチレン…野菜や果物の生長に不可欠な炭化水素の一種。種子の発芽を促したり、果実を成熟させるなどの働きがあり、収穫後も放出されています。
ゼスプリ公式 ーより引用
硬さを適宜確認して食べ頃になったら、それ以上柔らかくなりすぎないように、冷蔵庫で保管しましょう。
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キウイが柔らかく甘くなるのは、リンゴやバナナが出す『エチレン』のおかげです。
エチレンとは、野菜や果物の成長を支えるもので、種子の発芽を助けたり、果実の完熟を進めたりする働きがあります。
収穫した後もエチレンは果物から出続けるので、リンゴやバナナから出るエチレンによって、キウイの追熟が進むというわけです。
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筆者は2日間、キウイをリンゴとバナナと一緒に袋に入れて室温で保存してみました。
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2日後、リンゴやバナナと一緒に保存したキウイと、冷蔵庫で保管したキウイを比較しました。
室温は平均して18℃ほど。左がリンゴやバナナと一緒に保存したもの、右が冷蔵庫で保存したものです。
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右のキウイはまだ果肉の色が薄く、手に取った時も全体がまだ硬い印象。スプーンですくったところ、果肉は硬く、シャキッとした歯ごたえがあります。
甘さよりも酸味が際立っていて、好みはあると思いますが「食べ頃には少し早いかな」と感じられました。
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続いて、リンゴやバナナと保存したキウイです。
手に取ってみると、先ほどのキウイとは明らかに柔らかさが違いました!かといって、完熟しすぎているわけではなく、ほどよい硬さと柔らかさがあります。
スプーンがスッと入り、簡単にすくえました。口に運んでみると、酸味が少なく、甘みを感じます。また、追熟なしのキウイよりも、甘い香りが漂っていました。
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同じタイミングで購入したキウイでも、リンゴやバナナと一緒に保存するだけで、これだけ柔らかさと甘みに変化が出るとは驚きです!
今回は2日間追熟しましたが、好みの状態になるよう追熟時間を加減してくださいね。
硬いキウイを買った時に、おすすめのライフハックです!
[文/キジカク・構成/grape編集部]
配信: grape [グレイプ]
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