母方の祖父が亡くなり、祖母が家探しをするまでの間、私たち家族と一緒に住むことになりました。そのときに感じた私の思いとは……。
順調に見えた共同生活だったけれど
最初は「助け合っていこうね」という温かい雰囲気で始まった同居生活。ところが、その矢先、ちょっとした事件が起こってしまったのです。
祖母が、私たちの留守中に家事をしてくれたり、家のものを整理してくれたりしていたのですが、それが母にとっては「勝手に詮索された」「自分の領域を侵された」と感じたようでした。
お互いに抱えていたものがあったのかも
祖母も夫を亡くしたばかりで、とてもつらい時期だったと思います。きっと寂しさや不安もあったのでしょう。でも、その行動が母の逆鱗に触れてしまい、大喧嘩に発展してしまいました。
私と兄は当時高校生。家の中に漂うピリピリとした空気は、私たちにもひしひしと伝わってきて、本当に心配でした。どうにか穏便に過ごせないかと気をつかう毎日…。結局、祖母は早々に1人暮らしを始め、事態は収束しました。
配信: 介護カレンダー