霊の逆鱗に触れて「これで売れる!」村重杏奈の強心臓

 タレント・村重杏奈が1月25日、初主演を飾った映画「悪鬼のウイルス」公開記念舞台あいさつに登壇。作品にちなみ、出演者が過去に経験した怪奇エピソードを披露する段となり、村重は初めての心霊ロケで遭遇した奇妙な出来事を振り返った。

 村重が訪れたのは「必ず出る」ことで知られるという廃旅館の一室。「そこに1人で待機しないといけなくて。スタッフさんとはテレビ電話で繋がってて、村重は4階にいて、スタッフさんは2階にいる。3階は誰もいなくて、とにかく怖くて、ずっとしゃべってたの。『今日の朝ご飯はおにぎり食べました』とかしょうもないことばっかりしゃべってたら、急にテレビ電話がプツンと切れて。えっ!?ってなったら、霊媒師の方が『村重さん、霊がうるさいって言って怒ってます』って。本当にテレビ電話が消えたの!」と、明かした。

 静かにするよう注意され、しばらくは廃旅館の4階で1人耐えていたが、「もう無理だと思って、スタッフさんに『すみません、リタイアします』」とギブアップ。駆けつけたスタッフから「もうちょっとだけ頑張ってもらえますか?」と懇願され渋々了承するも、すぐに「もう無理だと思って、スタッフさんがまだ戻ってる途中だと思ったから『すみません、やっぱり無理です。リタイアします』って言ったら、タタタタタタッ!って聞こえて、『よかった、戻ってきてくれてる〜』って思ったら、誰も部屋に入ってこない。『もう無理です、入ってきてくださーい!』って言ったら、ドアがキィーって開いたの。でも、誰もいない。その後も畳をミシミシって歩く音が聞こえたのに誰もいない。その部屋は角部屋だから横は外で何もないのに」と、謎の足音が何度も聞こえたという。

「村重いわく、旅館での検証は2時間ほどに及び、奇妙な現象もあったので『この心霊番組をキッカケに売れるぞ!』と期待したそうです。ところが、実際の放送では短く編集されていて『あの怖い瞬間が1分半くらいにされてた。ヤバくない? ほぼなかったことになってるの。それが一番怖かった』とオチをつけて嘆いていました。そんなほろ苦い経験から、村重は『もう絶対、心霊番組は行かない!』と誓ったものの、翌年にオファーが来ると『行ってんだよね。元気いっぱい。たくましい!』と、プロ意識の高さをアピールしていました。多少のやかましさはあるものの、制作側とすればリアクションの大きい村重は心霊ロケにはうってつけなのかもしれません」(テレビ誌ライター)

 とかく「しゃべりがうるさい」と言われがちな村重だが、霊界からもクレームをもらうのは芸能界広しといえど、彼女だけだろう。

(木村慎吾)

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