いろんなものを活用して洗い物を減らす
まずは、洗い方を工夫する前に、洗い物を減らすことを考えましょう。例えば、キレイに洗って開いた牛乳パックを保管しておけば、まな板として使うことができ、使い終わったらゴミとして捨てられるのでまな板を洗う手間がなくなります。
他にも、キッチンバサミを活用すれば、包丁やまな板を使わずにすむのでオススメです。キッチンバサミなら鶏肉を切る際も食品トレーの上で切り、トレーのなかで味付けしてフライパンで調理。こうすれば、ボウルなどの大きな洗い物を減らすこともできますよね。
また、もし抵抗がなければ紙皿のような捨てられる食器やワンプレートを活用すると、大幅に洗い物を少なくできます。例えば、3人家族の夕食に使用する食器の場合、主菜大皿×1、副菜中皿×1、取り皿×3、小鉢×3、お茶碗×3、お椀×3となり、全部で14枚の食器が必要です。これをワンプレートにすると、ワンプレート×3、お椀×3の計6枚ですむことに! 洗い物が半分以下になるのがうれしいポイントです。
洗い物は放置せずにすぐに洗う
では、実際に洗い物を時短するためにやるべきことといえば、多くのママがやっているとは思いますが、すぐ洗うこと。料理をしながら使った調理器具をすぐに洗う。こうすることでシンクに洗い物がたまらず、ゴチャゴチャせずにすみます。また、使い終わった食器を放置しておくと、汚れがこびりついて落としづらくなったりするので、早めに洗うほうが楽。すぐに洗えない場合は、食器についた汚れを簡単に落として、水につけておくだけでも構いません。油汚れが多い場合は、水のなかに食器用洗剤も入れておきましょう。
余談ですが、人によっては使用する食器にラップをかけて食べ終わったらラップを捨てて、食器は洗わないという人もいるようです…。ここまでする必要はないとは思いますが、洗い物を減らす&洗い方を工夫して、少しでも時短につなげたいですね。
(文・山手チカコ/考務店)