軍手、ゴム手袋…防災の手袋、何を準備したらいい?
軍手といえば防災グッズの定番アイテムです。今までなんとなく100均で買っていましたが、本当にそれで充分な備えになるでしょうか。
軍手以外にも、ゴム手袋や調理用の使い捨て手袋、防寒用の手袋など、災害時に活躍する手袋にはさまざまな種類があります。
実際に使うシーンを想定して、どんな手袋が必要になるか考えてみました。
災害後の片付けに! 軍手
軍手が活躍するのは、主に災害後の片付けのタイミングです。
100均で購入した3双110円(税込)の軍手を着けてみました。
編み目が荒くて、目の隙間から肌が透けて見えます。
普段の日曜大工や庭仕事での使用は問題ないですが、災害後の清掃やがれきの片付けなどを考えると、少し頼りないなと思いました。鋭利な物が当たれば簡単に刺さってしまいそうです。
そこでおすすめしたいのは、防刃タイプの軍手です。
amazonで1双849円(税込、購入時価格)で購入しました。同じ製品ではないですが、100均で1枚(片手分)110円で販売されているのも見かけました。
先ほど見た100均の軍手より厚みがあり、編み目が細かく、隙間から肌が覗くことはありません。
ガラスの破片や折れた木材、釘など鋭利で危険なものを扱う災害後の片付け。刃物を貫通させにくい防刃軍手があると、頼りになりそうです。
また、手のひら側にラバー加工がされている軍手もよく見かけます。
加工のおかげでしっかりグリップが効き、手に持ったハンマーやのこぎりなどの工具も滑らずしっかり握れて、作業に適しています。
一般的な軍手に比べて、手のひらに鋭利な物が刺さる危険性も下がりそうです。
配信: 防災ニッポン